馬鹿目・馬鹿耳・馬鹿脳

  

 

つまりは『馬鹿』というのは『状況判断の出来ない奴』の事を言うのであろうが、これが『機能的な物がしっかりと機能していない』場合にも使えるので今日はそういった話を繰広げていこう。

『目が見えない』のは『めくら』、『耳が聴こえない』のは『つんぼ』、『口がきけない』のは『唖』という便利な言い方があるのだが、どういった人権的な配慮なのかは知らないのだがこういった言葉は『人を傷つける』という大義名分によって自主規制されたり出版の方で規制されたりしているのだな。『やめれ、相手はめくらでネエか』というのは『やめれ、相手は目の不自由な人でネエか』とかな。

『盲縞』とかいう模様は『目が不自由な人の縞模様』とか『つんぼ桟敷』とかいう村八分状態の事は『耳が不自由な人の桟敷』とか『唖問答』というのは『口が不自由な人の問答』とか言い換えをしていると次第にワケのワカラナイ状態に突入していって、またそれはそれで楽しいのだが、不毛といった事に間違いは無い。

つまりは『差別』はいけないよ、といった事なのだろうが、そういった甘えた考えは現在、スデにファンタジイの世界に突入しているな。『理想郷』だろ、それは。

コジキもいなけりゃカタワもいない、なんて世の中はスバラシイのかしら、戦争も無く、人々は人生を謳歌し、文化を享受し、新しい文明を築き上げていっている。

ってな状態じゃあ、ナイよねー、今は。

コジキもカタワも知恵遅れも福祉や医学の発達によって生かされているのだが、只、生きているだけだろよ。それは。死なないだけだ。

戦後民主主義のファンタジイがそろそろ死にかけている。

ファンタジイは神よりも寿命が短いのだな。

あくまでリアルな出来事を並べつつ、思想だのナンだのが介入するのを排除しようとしているのだが、どこかにギアが入ってしまっていると、その状態で現実を見てしまい、『現実の誤読』が発生してしまう。

えー、半径、3メーター以内ですからね、ワタシの範囲は。

誤読を避ける為に、家の中に引きこもる、ってーのが大好きナンですが、そうもいかず。三日で死んじゃう。

 

感覚器官である所の目、耳、鼻、舌、などを司っているのはヤハリ脳なので、そこいらの感覚器官が『誤読』をしてしまうのはヤハリ脳が悪いのであろうな。

脳が不自由な人なのであろうか。

 

目は活字系の誤読でイリュージョンを作り出してしまう。

随分前の話だが、スペース・シャトルが大気圏突入の時に、窓にヒビが入ってしまった。何らかの原因で窓にヒビが入り、その問題は解決したのかしなかったのか定かではないが、新聞に報道された。『シャトルの窓にヒヒ』と読んでしまったので、頭の中は『スペース・シャトルに群がるマントヒヒの大群』という絵が浮かんでしまった。まるで箕面のサルのように、集団でスペース・シャトルに襲いかかる絵。マントヒヒね。うーむ。これは、大変な事だ。などと思っていたらそういう事実はまるで無く。

 

後、カンバン系ね。

京王線によくある『おこと教室』を『おとこ教室』と誤読して、ハテサテあれは『男用』なのか『女用』なのかハゲシク悩んだりもしたのだが、男用であったりしたら、『魁!男塾』のような講師がズラリと並んで(学ランね)『男とはーっっっ!!!』などとキビシクレクチャーされたりね。『腹筋、百回ーーっっっ』とか言われたりして。女用であったりしたらば、目隠しをされた男が全裸で横たわり、『これが、男です』『ここがポイントです』などと体中を好奇の視線にさらされながら『男の生態』についてレクチャーされてしまうのだろうなあ、などと考えていたのだが、『おこと教室』なのでそういったインビな想像はまるで的外れであった。

 

大阪にはうどん屋が多く、いたる所に、うどん屋がカンバンを出している。

『うどん』って書いてあるのだが、誤読しちゃうの。

『う』が、毛筆で書いたような書体で、上下がくっついて、『ろ』に、見えるの。

『ろどん』

車を運転しながら、『あっ』と声を出してしまった。

バンドメンバーが不信に思い、『え?ナニ?』とか聞いてきたけど、黙っていたね。

 

耳が、その機能をマヒさせて、人の言っている事がよくワカラナイ、っていうのは、よくアル。

『アナルはどうでしたか〜?』『ハアッ?』『いや、あの後はどうしたんてすか?』『あーびっくりした。ナンで知ってンの?とか思っちゃったよ』

とかな。

 

舌が機能をマヒさせてしまうと、ジャカイモも、リンゴも、同じ味のようだよ。シャクといっちゃう。スティービー・ワンダーはそれ系だ。

まさか生のジャガイモを喰わせてはいないだろうがな。

 

リアルに物事を見ていくと、たまにファンタジイの世界に没入したくもなるのだが、どちらかというと、イリュージョンの世界の方が、いいな。

ぐりっともっていかれてしまう感覚世界。

それには、『馬鹿目・馬鹿耳・馬鹿脳』が必要で、世の中を誤読してしまいまくる、そういった覚悟も必要なのだが、楽しいですよ、これ。

もうちょっといったら基地外の仲間になりますわ。

でわ

 

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