麻雀地獄

 

麻雀は、若い時にかかるはしかのようなもので、猿のようにやりまくっていた。

まあ猿は麻雀なぞやらないのだが。

猿。

現金のかわりにサツマイモとか賭けていたりしてな。

 

人は金かけて、やる。

千点十円の『テンイチ』

千点五十円の『テンゴ』

ここいらがまあ貧乏でヒマを持て余している若者向けなんだが。

千点百円の『テンピン』などはハコで三千円だ。十回連続でハコ冠ってしまったら、三万円。

千点千円の『デカピン』などは十回連続でハコ冠って三十万円。やってられない。

デカピンの場では、一局につき十二万円が動きそれの取り合い、といったシビアな状況で、十局やって一人勝ちなら百二十万だ。

一晩で。サア来い、ってな感じかなあ。

かける事の三十日で、えーと、いくらだ。おおお、三千六百万円。

一月で家が買える。勝てばね。素晴らしい。税務署が黙っていない。

 

まあしかし、猿が麻雀やってたら面白いねえ。

 

『あー、今日も終わりだよ。閉園の時間。おい、どうする、囲むかい?』

『行きましょうよ。昨日さんざんヤラれちゃったから、今日とりかえさないと』

『またヤラれるんじゃナイの?』

『今日は、助っ人の「坊屋三郎」、イヤ、「坊や哲」がいるから大丈夫だい』

『マガジンの漫画も、あれ、誰が考えているのやら。いつまで終戦、ひきずるのかね?』

『あれを「近代麻雀」に持っていったら、ウケないだろうけど、少年誌でヤっているのがいいんじゃナイんですかねえ。あそこから阿佐田哲也にいって色川武大の純文学にいってやるせない大人になるのがハタシテ何人いるのか。そしてナルコレプシーの薬はシャブだっていう事を何人の人間が知る事になるのか、っつーのが目下の疑問ですなあ』

『おう、その一筒、ポンだ』

『いや、これはワタシの肛門です』

『紛らわしい所に尻を置くなよコノヤロー』

『メスだったら三筒ですかね』

『やめろって。あ、ツモったから、いいや。ワシ、盲牌でワカルからね、一筒はワカリやすい。白の次ぐらいかな』

『私の肛門をツモらないで下さいよ』

『だから!そんな所に尻を置いておくなよ!!!!』

『間違える方もどうかしてる』

 

麻雀をやらない人には何の事やらサッパリ『ワカラナ〜〜〜イ』のであろうが、一々説明は省く。勉強して下さい。

 

ストイックに麻雀を極めると桜井章一のようないわゆる『雀鬼』になれるのであろうが、いかんせん、凡人としては、麻雀の読みを実生活に当てはめてしまう。

相手が何を出してくるか、というのは、捨牌であらかた読めてしまう。『河に出している(可視性の)情報』といったものです。

 

実生活でいう『人とナリ』が河で読まれてしまい、(可視性の情報)なおかつ、その人の性格とかナニやらを知っている場合、それも読みのデータとして活用される。そして、自分の手合いとのマッチングを考え、運を考え、場の状況を把握しながら、最善の方向へ自分の手を持っていく、というマコトにシビアな読みがあるのだが、それを実生活にも持ち込んでしまう。まあ難しい事を言っているようなのだが、間違っている場合も多々あるので、『勝手読み』というジャンルにしてしまおう。

 

こちらも読んでいるし、相手も読んでいる、という事が分かれば良いのですが。

 

まあ頭の悪い人間の読みは大脳旧皮質あたりで考えている読みなので、喜怒哀楽、苦痛と快楽、ストレスのたまる事は全てマイナス・イメージでとらえ、正確な物事の現象を理知的に把握出来ない。頭の使い方が悪いのか生理に忠実なのかは分からないのだが、『眠いから寝てました』というのではまるで社会性の無いバカなので、シャブでもぶって少しでも社会性を取り戻した方がよかろう。

そこから先は、こっちの知った事では無い。

生理を重んじ、寝まくって、会社をクビになるか、シャブ中になり、警察にマークされ、お縄で会社をクビになるか。

どっちにしても、クビか。

いや、まだまだ『カワマタグンジ』という方向性もあるのだが如何か。

一躍、ヒーロー。

 

色々な人を麻雀の役で見てしまう、というのが最近ワシの中で流行ってますが。

ワシ自身は『リーのみ!ウラドラ狙い!ウラドラ、のらず!』とかいうショッボイ手ですが。ま、こんな所で。

 

まあまあの結婚をした人は『三暗刻対々』ぐらいの手で、ツモれば四暗刻だ。役萬。

 

あーこいつはウラスジで待ってやがるね。モロばれ。

 

ハハア、こいつは、白と中のシャボか、發が無い、のか。俺が持ってる。大三元、小三元、無いね。パイパンの生理待ち、ってのもまた無理があるなあ。

あ、駄目だよ。

その待ちを海外で買ったらまたナニ言われるかわかんない。

 

国士無双を上がったら、厄マンでした?

ま、バラバラだからね、それをキープ出来る人間はナカナカいないと思うよ。

お前じゃ、無理だい。

ま、上がっただけ、良し、としなさいよ。人生の一時のシアワセ、享受しただけでもたいしたモンだよ。

 

メンタンピンウラドラでマンガーン。小市民の幸せだネ。今日はカニスキにしよう。

 

小学校の校門に、切った頭ぁ七つ並べて七対子。ドラドラ。

おいおいおい。アガっても安いからやめときな。

首ぃ、七つも切るなよ。

え?ウサギだから良いじゃネエか?駄目駄目。タンヤオ付いちゃう。

アレだったら『字一色七対子』役萬じゃネエの?それ?

 

今日はお祭りだからアカ入れようか。アカはそれだけで一飜つくよ、美味しいったらありゃしない。

え、知り合い、呼んでくる?イイね。パアっといこうよ。アカ入れて、どっかんどっかん行こうよ。

誰だよ、メンツに共産党員呼んだの。

 

よし、きたきたきたきたきたあああああああ!!!!!一索、イッパツ、ツモ!!!!!!

『こらこらこら、それ、始祖鳥の化石だろ』

 

『よし!!!!!!!北、ペエ、北、キター!!イッパツウウウウ!!!!!ツモ!!!!!!!』

『林家ペーをツモってくるなよ』

 

あらあらあ。ああああ、振り込んじゃったよ。

『家賃ぐらい振り込めよ!!!』

 

リ−棒、ヤン棒、天気予報。

『1000点棒出せよな』

 

アカ・ウーピン・ゴールドバーグ!!!『ウーピーだよ』

 

『オープン・リーチ!!!』

『市場介入を待ってます、か。振り込んだら、役萬払いだからイヤだよ。大体、見えてるし。こんなクズ手でよくオープン・リーチをかけるよなあ。当たり牌、後一牌しかナイじゃナイ。誰が出すんだ、こんなもの』

『通らば、リーチ!!!』

『コラ!通らないよ!目が悪いのが頭が悪いのかどちらだ!お前は!』

『ああああああ、役萬、振り込んじゃったあああああ』

『コノヤロー!!ワザとだろ、お前!!!』

『スミマセン、縦社会なもので』

 

 『1000点棒両替してくれ』

『了解』

 

『えー失礼。時に、野口英世は子供の頃ナンて言われてましたっけか?』

『えーと、確か、ジャンケンで、グーしか出せない手だな。ナンだっけ。ああ、テンボーだ』

『失礼。天和です』

 

西に有り難いお経を取りに行くお坊さんは三索法師であろうか。

 

筒子は竹を横に割った様を表わしているようだ。索子は、縦ね。では、萬子は、ナンだ?

マンコ?

一萬は十代のマンコで二萬は二十代のマンコで・・・九萬は、もういいや。想像しない。九萬暗刻。

いやいやまてまてそんなハズは無いだろう。萬子。何だろ?

 

字牌にしても『東・南・西・北・白・撥・中』だけしか無いので、『東南』だの『戊亥』とかの立場は、どうなる、とも思うのだが、そこいらは風水麻雀になってしまいそうなので別にいいか。イイヤ。

 

『脱衣麻雀』というのもあるな。

キャバクラ脱衣麻雀、というのがあったら麻雀を楽しみつつ脱いだり脱がせたり、という楽しみがあると思われるのだが、客の回転率、スゴク悪くなりそうだ。

ン?時間制で良いのか?

どちらにせよ、客単価は高そうだ。行くのヤーメター。

もっとも、無いか。

 

チョンボをした人間は罰符を払わなければいけない。子で八千点、親で一萬二千点。

あまりチョンボを繰り返すと『ビィ・バッパー』などと呼ばれてしまう。不名誉だ。

『いよおっ!パーカーの後継者!』とかな。

名誉既存で、どこぞの誰かから訴えられそうだ。

あーネエ。

もうネタが尽きたのでこのへんで。

しかし、ロクな事書いて無いなあ。

でわでわ。 

 

 

戻る