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怪しい話−85

「魔 女」

 年齢によって連想する魔女は違ってきます。

 一つの境界線は「奥様は魔女( I Married a Witch )」派か「かわいい魔女ジニー( I Dream of Jeannie )」派かでしょう。

 奥様は魔女といえば、娘のタバサ(Erin Murphy)とは同年輩になるのですが、TVの中のアメリカンライフの方が劇中の魔法より遙かに別世界の物語でした。

 「奥様は魔女」(1944-1972)はビデオで復刻されていて、第1話(なんと白黒)から見ることができるのですが、綺麗な発音のエリザベス・モンゴメリーの英語はそのまま英会話の教材になりそうです。

 もちろん、人妻よりもピチピチギャルということでジニー派なのですが、アニメ版(1974:CBS:JEANNIE)より実写版のジニー( 1965-1970:NBC:原案 シドニー・シェルダン:主演 Barbara Eden:誕生日 B.C.64/4/1 )の方が好きです。

 もっとも、実生活ではこの時期すでにバーバラエデンは子持ちの人妻なんですけど(笑)。

 ただ、何故ジニーでは、マスターの日本語訳が”殿(との)”になったんでしょうか?

 もっとも、最終シーズン(114〜139話)から声優が総入れ替えになったからか、翻訳者が篠原 慎から桃井洋子に変わったためか”殿”ではなく”御主人様”に変わったんですが・・・こうなると”なんで変えた!”と怒るんですけどね(笑)。

 なお、124話「奇妙な花嫁」でトニーと結婚し最終回(139話)まで夫婦の物語が放映されますが、結婚と共に視聴率が思わしくなくなったのか事実上立ち消えしたように終わっています。

 このあたりは、奥様の方も同じで、いかに過去において人気があっても、視聴率が下がればそのクルーでばっさりとうち切るのがTVなんですねえ。

 ちなみに、奥様の方では、ダーリンと呼ばれていて”あなた”か”ダーリン”と訳されているようです。

 ダーリンといえば、「うる星やつら」を連想するという世代もいると思いますが、個人的に耳に残るダーリンというのがありまして・・・。

 それは、”美空ひばり”が、結婚していた頃、盛んにダーリンを連発しているレコードや映像が残っていることで・・・ファンの人は別の意見があるだろうけど、やっぱ日本人には似合わんなあ〜。

 マスターといえば、「ファイブスター物語」(角川書店:1989:原作 永野譲)でラキシスが天照をそう呼ぶシーンがありましたな。

 日本人が魔女を描くと、超能力を使って悪と戦ったり正義と戦ったりすることが多いのですが、米国の魔女は日常と戦っている印象が強いです。

 その意味で、「魔女の宅急便」(ジブリ:1989:宮崎駿)は正統派で、それゆえに’60〜70年代米国TVの洗礼を受けた世代にも支持されているのかもしれません。

 今の米国TVドラマと違って、結構、きれいな英語を使っているので、オリジナル音声で今一度視聴されることをお薦めします。

 −奥様は魔女のオープニング−

 「奥様の名前はサマンサ、旦那様の名前はダーリン、ごく普通の二人は、ごく普通の恋をし、ごく普通の結婚をしました。ただひとつ、変わっていたのは、奥様は魔女だったのです」

 −かわいい魔女ジニーのオープニング−

 「宇宙飛行士のトニー君は、どうしたことか宇宙ならぬ南海の小島にたどりついて、摩訶不思議な壺をみつけた。

 その壺から美しい煙と共に現れたのがなんと可愛らしい魔女のジニー。

 あなたのそばならどこまでもと、とうとうトニー君の家までついてきてしまった。

 なんせ魔女のこと、ちょっと可愛いウインクするだけで何でもかんでもお望みしだい。

 さてどんなことにあいなりますことやら...。」

参考&お薦め:http://www.spe.sony.com/tv/shows/sgn/bewitched/


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