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「髪の毛」 一部の方、お待たせしました「髪の毛」の再録です。 ちなみに、前提となる知識として、今はどうか知りませんが、髪の毛は食べた事のある人が珍しくない食材です ・・・ では。 大東亜戦争中や直後に、髪の毛を加工して化学(?)調味料を作った経験のある人は意外と多く、合成醤油の○とか、合成出汁の素の○とかいった化学調味料など”アミノ酸”表記のものの何割かは髪の毛を原料に作られていた時代が(L-Cysteine疑惑なんかで現在進行形かも知れませんが)結構あります。 蚯蚓と同じで、行き着くところはコストの問題ですから、最近のように原料が安価になるとさすがに髪の毛を使う方が高くなるものが多いので、今もなお同じモノを原料にしているとも思えませんが、まあそんな時代も確かにあったということ。 ただ、学術的にアミノ酸とグルタミン酸ソーダを混同しないように・・・まあ、勉強してないとやるかもしれないけど(笑)。 髪の毛の輸入先はインド説、中国説があり、国内回収説も昭和30年代くらいまではあったようですが、日本人の髪の毛の水銀含有量が極端に多いことが「複合汚染」(有吉佐和子)で紹介された頃から以降は次第に聞かれなくなったようです。 珍しく、金目鯛やメカジキの類を妊婦が食べると胎児に有機水銀が蓄積されて悪影響が出るという内容の警告を厚生労働省が2003/06/04におこなっています。 確か熊本大学の浴野教授が以前から魚介類の水銀汚染について警告していたのに、何で今更公表したのかと思えば、国際的に勧告することになったからということらしいです。 なによりも、母親が水銀に汚染された魚介類を摂取した結果、胎児に有機水銀が蓄積され産まれながら影響が出る”胎児性水俣病”について厚生省(現・厚生労働省)はほとんど認定していませんから、その方面からも今回の公表には疑問の声が出てきています。 個人的には、諸外国と国際的に比較した場合、かなり高濃度で日本人(の毛髪)には有機水銀が蓄積されている事には触れずに、「○を日量○グラム摂取すると・・・」という言い方をするのはいかがなもんかいなあと。 また、妊婦以外なら食べても問題がないといった無責任な報道も行われていますが、わずかな水銀でも脳の障害となる可能性は、米国メリーランド州のジョーンズ・ホプキンス大学の研究チームが2003/6/12に公表しています。 つまり、同チームの調査の結果、毛髪中の水銀濃度が高い人ほど、記憶力や運転技術が劣っていた(体内の水銀残留量を調べるには毛髪が最適とされている)ことなどから、これまでは問題ないとみられていた微量の水銀でも、成人の脳と記憶の機能に障害をもたらす可能性があるとの研究結果が公表されたということです。 多くの先進国では、日本の厚生労働省が警告するよりも前から、微量の水銀でも乳幼児の神経組織を損傷するおそれがあるため、特に妊娠中の女性は高濃度で水銀を蓄積している可能性があるマグロやサメ、サバなどの摂取を控えるようアドバイスしてきていましたが、成人だから食べても大丈夫ということにはならないようです。 もちろん、このチームの調査の被験体数は百数十名程度なので、さらに大規模な検証や追試が必要ですが、一つの警鐘とはなったと思います。 ちなみに、一度体内に入った水銀は、ほとんど糞尿や汗で体外に排出されることが無く、体内に残留していきますから、生きている限り体内残留量は増加し、個人差はありますが最終的には水俣病などの水銀障害を発症します。 実際、水俣病や第二水俣病が発生したメカニズムは、こうした濃縮が基本になりますから、生態系の上の方(人が最上位)ほど高濃度になっていきます。 他に気になっていることは、加工品を含めて、近年激増しているウナギやエビなど輸入魚介類に関してで、有機水銀など有害残留物の検査を実施しているデータを公表すべきでしょう ・・・ あれだけ残留の危険性が内部からも外部からも告発されていて検査していないとかいうことは無いとは思いますが。 なお、厚生労働省では、詳細なデータやダイオキシン類など有害物質の残留量を結構幅広く調査していますので、興味のある人は同省のホームページを御自分で参照下さい ・・・ 私達の世代より若い世代ほど深刻なんですけどねえ? 話を戻すと、加工せずに単に自分の髪の毛を短く切ったものを食べた場合は?というと消化できずに胃のトラブルを引き起こす事があるという話です。 これは、由緒正しい暗殺方法に類似の技法があるそうですが、実際には細かい口伝があるそうで、まあ、(気が付くかどうかは別として)食事するときに髪の毛がはいっているかどうか確認するようにはしたいとは思います。 なんとなく、猫の毛玉吐きを連想しますから、猫草でも食べるといいのかもしれませんが(大笑)。 もちろん、髪の毛は食べたりするだけではなくいろいろな処に使われていました。 湿度計も最初の頃は、女性の毛髪の湿乾による伸び縮みを利用して計測していましたが、ブルネットが良いか、黒髪が良いか、大まじめで研究されたりしています。 残念ながら現在の湿度計には女性の髪は使われていないものが多いそうですが、弾力に富む乙女の黒髪で乾湿の計測を大まじめでやっていた時代もあったということ。 乙女の髪の毛は象さえ繋ぐという歌がありますが、髪の毛を編んで紐を作るというのは日本でもよく行われていました。 お寺の鐘を吊す紐なんかに使われることがあったそうですが、なんか念がこもっていそうで、切れなさそうなおっかなそうな気もします。 ヨーロッパ文化圏で普遍的といって良いのかどうかは未確認ですが、いわゆるステディリングとして相方に自分の髪の毛で編んだ指輪を渡すというのもあります。 もっと殺伐とした呪殺行では、相手の髪の毛や爪というものは必須アイテムで、相手の写真でもあれば完璧ですが、たぶん今もどこかで誰かが儀式に準備していることでしょう。 日本の場合、神社への願掛けで髪を和紙に一房包んで奉納するという習慣や、戦場や旅先などで死亡して死体を持ち帰れないときに髪の毛だけでも切り取って家族の元へ届ける遺髪の習慣があったりします。 第二次大戦中の特攻隊や、生還が期待できない作戦に参加する場合は、前もって髪の毛や爪を残し、万が一の時は事務方がそれを桐の箱に入れて遺族へ届けたといいます。 艦艇が外洋で撃沈された場合は、その場で救助されなかった乗組員は死亡という処理になったそうで、一隻の撃沈で200とか300とかの桐箱が発送されることが珍しくなかったと言います。 そういえば、和歌山市加太の淡島神社のように、怪しげな人形が集まるところには、無くなった女性の髪の毛が植えられた人形とかいったものが集まってきます。 あそこでは、特に危ない人形は特別室に隔離されていましたが(今はどうだか知らない)、よくある人形でありながら特有のオーラを出しているものが少なからずあり、その種の人には外からでも気配でわかります。 ちなみに、淡島神社では毎年3月3日に、お雛様を白木の舟に乗せて加太の海へ流す”雛流し神事”が行われていて壮観です ・・・ かかわりたいとは思いませんが(笑)。 (2003/06/14) 参考:厚生労働省:http://www.mhlw.go.jp/ 民間団体の毛髪分析調査は1回1万円程度。150本くらい必要なので禿げでは無理。 民間療法業界では、有害物質の体内残留がアトピー、アレルギーの原因と考えられているが、スナック、お菓子の取りすぎ、油と糖分の組み合わせが体内ミネラルバランスを崩すとされる。 現在でも、検証中なのだが、油だけ、砂糖(糖分)だけという摂取の仕方だと意外と体内バランスに影響が少なく、油+糖分となると相乗効果というか影響が加速している。 甥っ子達の幼少時代と比較しても、近頃の6歳以下の子供達の食生活の乱れは想像を絶する状態になっているところが多く、親の責任がかなりあるというか、親の無知が子を殺す状況になってきている。 ちなみに、全国平均では水銀1.5ppm前後なのに、首都圏では3ppmとかなり高い傾向があり、(平均値であるから)実測値で5〜6ppmも記録する子供も珍しくない。 水銀などの有害ミネラルは排泄されにくいため年齢と伴に蓄積される傾向があるのだが、15歳未満の子達の3ppmというのは異常で、30歳代の水銀蓄積量とほぼ等しい。 参考までに、60歳以降になると8ppm前後まで平均値が上昇するのですが、30歳以上の世代というのは公害をくぐり抜けた世代で、工業廃液や水銀農薬など現在以上に直接水銀を摂取していた期間がありそれを差し引いて考える必要があります。 不気味な蠢動としては、首都圏では全国平均の3〜4倍の有害物質が蓄積されているというデータが揃ってきていることですが、食生活の面では有害ミネラルの上昇と必須ミネラルの低下傾向も顕著です。 ちなみに、セレニュウムは水銀を排出し新陳代謝を高めることが知られていますが、ミネラルバランスの崩れが有害物質の排出困難に繋がっているのではないかとされる由縁です。 排出効果のあるミネラル類は、鉄、亜鉛、セレニュウム、カルシュウムが知られていますが、実際にタマネギの有害金属排出効果を期待する場合には”水にさらさないこと”といった注意があります。 (2003/11/28) |