06-001〜06-020

 

0601 質問者 千葉 大丈夫かな?さん

Q:<過去問の点数の解釈について>
小6男子で偏差値60〜70の学校の併願プランを立てています。
これまでの大規模模試では思うような結果ではなかったのですが
(合格可能性30〜50%)、過去問ではだいたい合格者平均点が 取れています。
過去問での実績を信じていいのか、今年のレベルが違うのか、 悩むところです。
緊張してしまう子ではないので、チャレンジしてみようと考えていますが、
模試結果と過去問実績との関係についてどう考えたらよいのか ご教示下さい。

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回答者:関西 元・塾講師さん

A:子供さんご自身の分析力が最も的確であろうかと考えます。
模試と過去問で、各教科に傾向や難易度に差があるのかを分析してみます。
それと、過去問の中に塾などで学習済みの問題が含まれていたのかも調べてみます。

それらを総合してみて、合格の可能性が高いと考えられ、かつ受験したいと思われるのであれば、
子供さんの分析力を信じられることです。 模試結果よりも過去問実績を最優先することは、
申し上げるまでもありません。 難関校であるほど模試結果は当てになりません。
志望校別模試があれば、昨年度の合格最低点にボーダーラインが設定されているか確認してみてください。
1000点満点の入試本番において、合格最低点が600点であったとします。
同じく1000点満点の志望校別模試において、
模試受験者の平均点が600点以下であれば模試判定は不可能です。
なぜなら、過去問で合格者平均点まで取れる子供さんが、
合格最低点も取れないことになるからです。
全員不合格になるかもしれないと判定しても、差し支えないかもしれません。
そのような模試でも、500点以上をA判定、450点以上をB判定、400点以上をC判定・・・などのように、
母集団の分布でこじつけて判定を出しているのです。
人為的なさじ加減で変わってしまう判定基準は信頼するに値しません。
そのような模試判定はシュレッダーにかけてください。
過去問で700点を取れる子供さんが受ければ、同じように700点前後を取れる志望校別模試が信頼できます。
模試受験者の母集団が同じでも、傾向や難易度が変われば成績分布も変わりますから
入試本番の合否結果も変わります。 しかし、このように当然なことが理解できていない親御さんが
多いのかもしれません。 模試判定が当てにならないということは裏を返せば、
それだけ模試の質が悪いということにもなります。

今年の関東での入試日程は、一部の中学で昨年から変更がみられるものの、
基本的には同じ流れと思われます。 また、今年の小6が全体として特別に優秀であることもないでしょう。
傾向や難易度が変わる可能性を心配されるかもしれませんが、
それで不合格になったときは縁が無かったと割り切られることです。
特定の教科が易しい中学が関西にあるのですが、
ある年の入試で難しくしたところ入学辞退者が続出したためか、翌年は満点続出の易しさに戻りました。
このようなことを一度してしまうと、その教科が好きな生徒は志望しなくなります。
真の難関校ほど傾向や難易度を急激には変えてこないものです。

「新・受験は要領」(和田秀樹著;KKロングセラーズ,1994年,定価861円)を持っておられましたら、
「いい大学ほど傾向を変えてこないから、安心して受験勉強ができる」(112頁〜114頁)
を読んでみてください。 中学受験で安全策を取ると、
大学受験でも安全策を取ってしまうことになりがちです。
それにしましても、首都圏の中学受験関係のガイドブックには、
「激戦」や「強気受験」といった言葉が並んでいるので呆れます。
各中学から広告料をもらっているのであれば、「門戸は広くなっている」や
「定員割れの中学が増えている」とは書けないのかもしれません。
関東のことは詳しく存じあげませんが、関西であれば競争倍率が従来より大幅に下がっている中学でも、
相も変わらず難関と呼んでいるのですから笑止千万です。
また、複数校に出願しているのに、なぜ強気受験とけなすのでしょうか。
真の強気受験とは、難易度がどうあれ1校にしか出願しないことを指すのです。
妥協して人気の無い中学にも入ってもらわないと、
受験産業が潤わないということなのかとまで疑ってしまいます。
そして、不合格をネガティブなものとしか捉えられないのかとも感じます。
中学受験での不合格をばねにして、中学受験で合格した同級生たちを大学受験で見返していった
子供さんは沢山おられます。 中学受験に失敗して高校から中高一貫校に入学した生徒からすると、
中学からの内部進学者は軟弱に見えるようです。
公立中学でいわゆる番長と喧嘩してきた猛者もいますからなおさらです。
桶狭間で謡を催している今川義元に、織田信長が襲いかかるようなものです。
中高一貫校では高校受験が無いために、中学時代に中だるみが起こります。
その際に、「公立中学の生徒は高校受験に向けて日夜勉強している」というような発破のかけ方をする
先生が私立の中高一貫校にはおられるのです。 公立中学を持ち出して生徒に気合をかけるのであれば、
その中高一貫校は公立中学以上にゆとり教育を行っているということなのでしょうか。
ですから、高校受験を行っている中高一貫校は、中学からの内部進学予定者にも、
高校受験と同じ日に同じ問題を解かせて成績順位も出すべきなのです。
中学受験に失敗した連中に追い抜かれているという現実をつきつけるのが、
中だるみを刺激するには最も有効です。
関西からの記念受験生は物見遊山気分ですから、「ミニーちゃんと記念撮影しちゃおうかなあ!」
などと入試会場ではしゃいで、関東の受験生と保護者のひんしゅくを買うかもしれません。
人間教育をうたうのであれば、恥知らずな受験生の合格は
取り消すぐらいの中学があって欲しいものです。
子供さんのご健闘を祈っています。

 

0602 質問者 悩む母さん

Q:今月中学受験生をもつ母親です。
4年の中ごろから大手塾の中学準備クラスに通わせていましたが本人全くやる気無し。
塾の先生にも相談、助言もして頂いていましたが現在も同じ状態です。
が本人は今迄頑張っていたので受験はしたいと言っています。
国語が伸び悩み現在偏差値は42前後です。
高校受験の時は頑張るのでしょうか。
塾の先生の相談でわが子は公立より私立の方が良いと何人にも言われました。
私立中学を調べていると6年一貫でなく高校受験を目指す中学がありました。
偏差値40前後の受験生が3年で60近く1/3 の生徒が
伸びている実績、表の説明もありました。早朝テスト、確認テストが毎日あり、
塾に通わせなくても学校で勉強してくれるかなと思っていますが甘い考えなんでしょうか。
塾の先生はもっと上を狙えばと言われるのですが、勉強、勉強と言うのも疲れてきました。
全く有名でない学校ですが、本人は入りたいクラブもあり、
他の中学校にうかっても行かないと言っています。
公立中学でも良いと思っていたのですが、最近かなり暴力事件を聞き怖くなってきました。
1度登校拒否をしたこともあり、学級崩壊も経験し、
現在かなりの反抗期でこれからもっとひどくなりそうな気がします。
私の選択は間違っているのでしょうか。誰か助言してください。

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回答者:埼玉県 ゆーかりさん

A:私立中2年男子+小5男子+小1女子の母です。
悩む母さんのお子さんは、自分から中学受験をしたいと思われて勉強を始められたのですか?
小学生の子供はほとんどの場合自主的に受験勉強に向かうことはできないのではないでしょうか。
その苦しくて嫌な勉強を、それでも続けて、受験を突破するためには、
その子にとっての受験に対する動機付けをしてあげることが必要だと 思います。
せっかく、入りたいクラブをお持ちなのですから、そのことを動機付けに、
勉強に向かうよう気持ちを持って行ってあげれば、良いのではないでしょうか。
それから、学校選びですが、基本的には、偏差値は考えない方がいいと思います。
大手進学塾が持ち込んだ私立中学を序列化するための道具であって、
学校の校風や教育内容・生徒の気質・自分の子供を通わせたい学校かなどは
偏差値では絶対測ることは出来ません。 また、仮に偏差値の高い学校に入っても、
その子が努力しなければ、すぐに 置いて行かれます。
私立は学校ごとに校風も教育内容も雰囲気も設備も全く違います。
その学校が自分の子供に合うかどうかは、お子さんとそのご両親にしか わからないのです。
お子さんに合った学校を見つけて、そこに向かって全力で頑張れば、
必ず、充実した学生生活そして将来が待っていることでしょう。 因みに、中学受験したお子さんが、
もし3年後高校受験をするとしたらという予想偏差値は、
中学受験時の偏差値に大体+10したものだそうです。(首都圏での情報)

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回答者:関西 元・塾講師さん

A:「塾の先生の相談でわが子は公立より私立の方が良いと何人にも言われました。」とありますが、
中学受験を目的として塾に通っておられれば公立中学を勧められることはありません。
「塾の先生はもっと上を狙えばと言われるのです。」と書かれていますのも、
塾は合格実績を上げたいのですから自然な話です。
「6・3・3の12年」は、成長期に合わせて作られた優れた制度であると個人的には考えています。
これを中高一貫教育によって、「6・6の12年」にしようとするのはなぜなのでしょうか。
義務教育は中学までなのに、公立学校もお構いなしに中高一貫校を設立しています。
中高一貫教育の方が優れているという教育理論は確立されているのでしょうか。
本当に生徒のことを学校は考えてくれているのでしょうか。 中高一貫校が増えているのは、
少子化によって生徒集めが難しくなってきているのが主因と考えます。
中高一貫校の6年間は長いトンネルですから、中学時代から学校に馴染まない生徒も出てきます。
そのような場合に、高校受験で進学先を選び直すことができれば助かるのですが、
実際には高校受験に理解のある中高一貫校は稀です。
このような中高一貫校で、いわば「飼い殺し」のような状態にされてしまうと絶望的です。
ご質問されたお母様のご選択は間違ってはいません。 ただし、子供さんが希望される中学に進学しても
馴染めるかは分かりません。 どの程度にクラブ活動をしたいと思っておられるのかが、気がかりなところです。
平日は午前8時半〜午後3時半までを学校生活における基本的な授業時間と仮定します。
クラブ活動は始業前か終業後に行うことになりますが、
早朝テストが毎日あるのでしたら始業前のクラブ活動は難しいかもしれません。
塾に通わなくてもすむためには、例えば午後3時半〜午後5時までを
塾代わりに補習する体制を学校が組むことが考えられます。
午後5時からクラブ活動をしようとしても日が暮れてしまいますから、
運動部はナイター施設が整っていないと難しくなります。 さらに午後7時まで補習を延長する曜日を設ければ、
その日はクラブ活動が不可能になります。 塾に通わなくてもすむ学校には、
在校生や保護者の要望に応えられる熱意ある先生方がおられますから、補習もエスカレートしてくる可能性があります。
クラブ活動は気分転換くらいに考えておかれないと、子供さんが失望されるかもしれません。
クラブ活動を学校生活のメインにしたい場合には、塾通いが必要な(塾通いが可能な)中高一貫校が、
補習が無いので時間的には余裕が持てます。 私立の中高一貫校であれば、
中学生と高校生が一緒にクラブ活動する学校もあります。 公立中学は生徒数が少なくなってクラブ数も減っています。
反抗期の激しい男子ほど負けん気も強いですので、爆発的に勉強するエネルギーを秘めています。
要はこのエネルギーをうまく引き出すことができるのか、
すなわち子供さんが師と仰ぐことができる先生に巡り合えるかにかかってきます。
「今迄頑張っていたので受験はしたい。」と言いつつも、あえて高校受験が必要な中学を子供さんが
選ばれるのはなぜなのでしょうか。 「他の中学校にうかっても行かない。」とまで宣言されるのであれば、
中学受験に納得されていないのでしょう。 それは子供さんご自身がやる気の無い現状を自覚しておられて、
本来の自分はこんな実力ではないという思いが潜んでいるのかもしれません。
「高校受験の時は頑張るのでしょうか。」につきましても、
やってみないと分かりませんとしかお答えのしようがありません。
それでも不本意な中高一貫校に中学から進学するよりは、子供さんも高校受験した方が納得はいくでしょう。
やはり小学生よりも中学生の方が、受験への意識は高めやすいものです。
お母様は子供さんに難関中学へ合格して欲しいとの願っておられるでしょうが、
せっかく難関中学に合格できたのに惨めな思いをする生徒が絶えないことを考えれば、
高校受験というカードを温存することは決して悪い選択ではありません。
子供さんのご健闘を祈っております。

 

0603 質問者 さいたま市 加奈ママさんより

Q:現在N研に通っている4年女の子です。
4年生は2科目だったのですがやはり5年生からは4科目に切り替えたほうが良いのでしょうか?
ちなみにうちの子は偏差値35程度です。2科目でもいっぱいいっぱいなんです。
また学校も身の丈似合ったところでと考えています・・・・

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回答者:埼玉県 ゆーかりさん

A:私立中2年+小5+小1の母です。
加奈ママさんのお子様の志望校は、2科の選択ができるところですか?
新5年生でしたら、そろそろ受験しようと考えている学校も
いくつかにしぼられつつある時期でしょうか。
もし、受験予定の学校が1校でも4科校でしたら、4科の勉強が必要になります。
また、2科4科選択の学校でも、2科での合格者数の割合はあまり多くありません。
子供の能力というのは「ある程度の詰め込みと知識の統合から余裕が生まれる」
と言われるように、理社の学習もすることで、国算の能力も上がってくるのだそうです。
受験する学校によっても、対策が異なりますし、これからのお子様の伸びを考えても、
お子様のことをよくご存知の塾の先生とよく相談して、
お子様に合った学習方法を選ばれると良いと思います。

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回答者:関西 元・塾講師さん

A:2教科か4教科かにつきましては、
質問箱倉庫2004年−29番、2004年−50番、
2005年−32番、2005年−64番における回答を参考にしてください。

参考図書としましては、「【新版】あせらない・あせらせない受験の本」
(中山治著;洋泉社,2002年,定価1470円)があります。
この本は、質問箱倉庫(最新)2005年−46番における回答でも紹介させていただきました。
「おくてだった私の子どもたち」(16頁〜21頁)に、
著者の子供さんが2教科で中学受験されたことを書かれています。

塾は4教科を勧められるでしょうが、ご質問の状況下では国語と算数の2教科が良いです。
ただし、理科か社会が特別に好きであれば4教科でも良いと思います。
2教科のみを受講している塾生は少ないかもしれませんが、
2教科のみの中学でも入試会場へ塾生の応援に行かれる塾ですから、
肩身の狭い思いをされる必要はありません。 小5になる前に、
志望校のことも含めて塾に相談されてはいかがでしょうか。
できれば塾からの合格者数が多い中学を選ばれた方が、「難関校みんなで受ければ怖くない」
という集団心理が働きます。 中学受験する集団内で偏差値35であっても、
同じ学年の小学生全体でみればトップ集団に属していることになりますから、
子供さんを過小評価されるのはやめてあげてください。
ところで、本年度の関西での中学入試において、
ある中学が4教科から社会を除いた3教科に変更したところ、昨年度を大幅に上回る出願がありました。
この中学は元々3教科だったのですが、社会を加えた4教科に増やしていた経緯があります。
すなわち、3教科→4教科→3教科と入試科目が変わってきたのです。
ただし、同じ3教科でも以前は算数2回・国語2回のテストを2日間(正確には面接を加えた3日間)
で実施していたのが、4教科になったときに算数1回・国語1回の1日間入試となり、
本年度も各1回ずつのままで1日間入試でした。 このように受験生の負担を減らすと、
一時的にせよ出願者数は増える傾向にあります。
この中学に追随して、関西の来年度入試では3教科または2教科で
受けられる中学が増えるかもしれません。 一昔前は関西の私立中学入試は3月1日が初日でしたが、
本年度は1月14日に始まり、今や関東の2月1日より早くなっています。
ますます早くなって、小5から小6になる前の春休み(4月上旬)中に中学入試が始まり、
小6の1年間は毎月のように複数回入試が繰り返されるようになるかもしれません。
入学予定者を他校に引き抜かれないように、各中学が定期的に合格者を登校させれば、
小学校と中学校のダブルスクール状態ともなります。
また、関東では4教科入試が主であるのをみると、まだ各中学間の生徒獲得競争が緩やかなのかなと感じます。
関東でも先々には2教科入試が主となるでしょうから、
2教科で勉強するのは進歩的と言えるかもしれません。
中学進学以降を見据えれば、4教科を中途半端に勉強して国語と算数すら不十分なままよりは、
2教科に限定された方が良いのではないでしょうか。
子供さんのお考えも尊重されて、4教科に切り替えるかを決めてあげてください。

 

0604 質問者 栃木 匿名さんより

Q:今年小4の息子と、年長の娘がいます。
息子は、現在、スポ少を週二回と公文の算数と国語週二回と習字をやってます。
4月からは、ECC英語を始める予定です。毎日ように習い事があり、
経済的にも、気持ち的にもゆとりがありませんが、
公文は、先の勉強ができるからと、本人の希望で習っています。
英語は、全く初めてで、もはや出遅れたかとも思いますが、私の希望で、
今からでもと習わせる予定です。出来れば、塾など行かずに、
先の勉強が出来ればと思っていますが、親の私が教える自信もありません。
お勧めの問題集ありますか?英語を身につけるには、何が一番よいのでしょうか?
ちなみに、年中の娘は、公文の国語と英語をやってますが、
対価価値があるのかどうか、疑問です。

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回答者:埼玉県 ゆーかりさん

A:「中学受験の質問箱」なので、将来中学受験をなさるのだと思いますが、
匿名さんは、何がお聞きになりたいのでしょうか?
国語や算数の先取り学習に最適な問題集のことでしょうか?
英語の身に付け方でしょうか?
公文の学習効果についてでしょうか?
もう少し、ピンポイントでご質問頂ければ、答えやすいのではないかと 思います。
栃木県内の私立中学でしたら、首都圏の大手進学塾での学習は正直必要ないと思います。
しかし、東京・埼玉の私立中学を受験予定でしたら、
小4もしくは小5から 進学塾での受験勉強が必要です。
これは、公文の先取り学習はほとんど役に立ちません。
また、英語についてですが、現在多くの私立中学では、英語・英会話に かなり力を入れていて、
短期留学やホームステイもカリキュラムに 組み込まれ、公立中学よりも多い時間数を英語に当てて、
英語力の向上に 努めています。 中学入学まで英語を全くやっていなくても、何の問題もありません。
なので、帰国子女で英語力をキープするためでなければ、
受験勉強に 専念し合格するほうが、大切ではないでしょうか?
匿名さんの質問の意図から外れていたらごめんなさい。

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回答者:関西 元・塾講師さん

A:まさしくスーパー小学生ですね。 中学受験も考えておられるのでしょうか?
公文を除いても、現在の習い事に塾通いを上乗せするのは無理があるでしょう。
「英語は、全く初めてで、もはや出遅れたかとも思います。」というようなご心配は、全く必要が無いと考えます。
あまり自分のことを書くのは気が引けますが、
小学校でローマ字を習ったときにアルファベットを覚えたくらいで、
「アップル」「オレンジ」などの外来語を知っていたに過ぎませんでした。
中学校で英語を習い始めたときにも得意科目ではなかったのですが、高校に入ってから得意科目に転じました。
もっとも得意科目といっても受験英語のレベルですから、たいしたことはありません。
海外での在住経験がある生徒は中学入学時には英語が堪能ですが、
日本に住んでいると英会話力も劣化していきます。
そのように先行して英語を学んでいたことのある同級生でも、
高校では私の足許にも及ばないレベルになっていました。
中学生や高校生に英語を教えるノウハウには自信がありますが、
小学生から何をすれば良いのかを問われても返答に窮してしまいます。
とりあえずは、英語も楽しく勉強できれば良いのではないでしょうか。
質問箱倉庫(最新)2005年−46番における回答でも紹介させていただきました参考図書として、
「【新版】あせらない・あせらせない受験の本」(中山治著;洋泉社,2002年,定価1470円)があります。
この本の著者は、低学年からの英才教育が能力破壊につながる危険性を説かれています。
関西では中学受験の合格発表が続いていますが、合格に至ったプロセスによっては燃え尽きてしまい、
中学入学後に学習意欲を失って落ちこぼれる生徒が確実に出てきます。
長年にわたって中高一貫校で繰り返されてきた悲劇です。 落ちこぼれの救済システムすら無いのに、
反省することなく臆面もなく偽の中高一貫教育を掲げ続けないで欲しいとも思います。
むしろ中学受験で不合格の辛酸を舐めた生徒の方が、中学入学後は伸びることが期待できます。
親や塾に強制されるのではなく、自主的に勉強するようになるからです。
このことは塾講師が最も熟知しているのですが、「合格が不幸の始まり」と言ってしまうと商売になりません。
今後は物騒な世相を反映して、おそらくは英才教育に護身術が加わってくると個人的には予想しています。
自衛隊OBが講師を務める塾が開かれるかもしれません。
自衛隊OBでは護身術が甘いとなれば、海外での傭兵経験のある家庭教師が現れるかもしれません。
護身のために銃刀の扱い方も教えることになるでしょう。
さらには読心術などまで伝授されると、人間不信に陥って精神に変調を来たす児童も出てくるかもしれません。
ここまでくると世も末だとは思いますが、先々には護身術を学ぶことも冗談では済まないであろうと思うのです。
何事も行き過ぎないように、受けられる教育を取捨選択なさってください。

 

0605 質問者 大阪 てんてんさんより

Q:はじめまして。来年受験予定の娘の母です。
いろいろとみなさんのご意見を参考にさせていただいています。
塾に通い始めて、まだ、三ヶ月ほどなのですが、二月より新六年としてのコースが始まり、
週五日ほど通わないといけないのですが、毎日の学校の宿題と塾の宿題をこなすと、
睡眠時間がなくなりそうなのですが・・・・
みなさんのお子さんはどのくらい、睡眠時間を確保してられたのでしょうか?
また塾以外の勉強は?
よろしく お願いいたします。

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回答者:神奈川県 カンドックの妻さん

A:睡眠時間は個人差です。
夜遅くまで起きていても朝きちんと起きられる子もいるし、夜いくら早く寝ても朝起きられない子も居ます。
我家の長女(中2)は夜いくら早く寝ても朝起きられないタイプで、
しかも夜になるとすぐ眠くなって頭が全く廻らなくなってしまう最悪タイプでした。
いくら鞭打っても、眠いと引き算すら出来なくなってしまうのです。
我家では仕方ないので、頭が回転しなくなったら即寝かせました。
子供の睡眠時間短縮は体作りから言っても決していいこととは思えません。
受験はとどのつまりは最後は体力なのですから、そのこに必要な最低限の睡眠時間を見極
、 生活自体をコントロールするのが親の勤めかと思います。
また、学校の宿題ですが、うちの小学校は受験する子が多いので、
親が最初の個人面談のときに先生にあまり宿題を出さないように釘を刺しますので、
6年生になると学校の宿題はほとんどありません。
たまに出ても、学校で終了させてくるくらいに力量も必要なのかもしれません。
塾の宿題も後発に廻ったというあせりはあるかもしれませんが、あせりは禁物です。
必要最低限は何なのかを親が見て、コントロールしてあげましょう。
そうでないと宿題の多い塾では宿題で子供が潰されてしまいます。
お子様の性格と体力を把握できるのは、親しかないのです。
入試後もそれ以上の伸びを見せられるように、親は将来を見据えてお嬢様の生活全体を考えてあげてください。
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回答者:関西 元・塾講師さん

A:一般的に塾が推奨している就寝時刻は、午後12時頃までです。
塾によっては宿題量が多くて、午前2時頃まで勉強する日もあるかもしれません。
週5日も通塾しないといけないから、通塾時間が短くてすむ近くの塾(教室)を選ぶことにもなります。
学校の宿題を優先すべきで、塾の宿題は残っても仕方ありません。
睡眠時間を削ってまで塾の宿題をしていると能率が落ちます。
一昔前には中学受験のために、入試前から小学校を休むことは考えられず、せいぜい休んでも入試前日だけでした。
入試前日だけでも小学校を休んで合格した生徒は先生や同級生から白眼視され、
逆に入試前日すら小学校を休まなかった生徒は不合格でも拍手喝采を受けたものです。
現在とは価値観が全く異なっていたといえます。
「【新版】あせらない・あせらせない受験の本」(中山治著;洋泉社,2002年,定価1470円)は、
質問箱倉庫(最新)2005年−46番における回答でも紹介させていただきました。
「通塾回数は自学自習時間の確保と体力とのバランスを考えて選ぶ」(133頁〜138頁)にて、
通塾回数は週3日が限度であると説いておられます。
私も週3日(月水金か火木土)までにとどめるのが理想的であると思いますが、
そのような中学受験向けの塾は探すのが難しいです。
週5日の塾に通われるのでしたら相当の覚悟が必要で、睡眠時間はなくなっても不思議ではありません。

 

0606 質問者 関西 匿名さんより

Q:小3の男子がいます。中学受験を考え2月より進学塾へ通う予定です。
大手N研と○学園と☆学園3つの入塾テストを受けたのですが
N研と○学園はわりと上位クラスに入れそうだったのですが
☆学園は点数も悪く一番下のクラスでした。
N研と○学園は電車で20〜30分と近いのですが☆学園は1時間程かかります。
できれば近いところへと思っていたのですが本人の強い希望で☆学園に決めました。
しかし一番下のクラスということでお客様にならないか心配です。
(やはりお客様にならない為には上位クラスにいることだと思うのですが・・・)
昨年公文をやめて以来、学校の宿題(プリント1枚程度)以外何もやっていない状態です。
少しドリルもやらしてはみたのですがなんだかんだと理由をつけて全然やろうとしません。

☆学園は宿題も多いし、授業もスピードが速いと聞いています。
そのことでいつも喧嘩になります。このままでついていけるのか心配です。
お客様にならないための方法とか講師との面談時の注意点や
成績が伸びない場合の転塾の時期、
みきわめなどがありましたらアドバイスお願いします。

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回答者:関西 元・塾講師さん

A:「塾選びで失敗しない!成績を上げる塾の見分け方」 (青田大作著;碧天舎,2003年,定価1050円)
この参考図書は、質問箱倉庫2005年−12番および56番の回答においても紹介させていただきました。
この本にも書かれていますが、「一番下のクラスということでお客様にならないか心配です。」
というのは正しいご認識です。 お客様にならないための唯一の方法は、最上位クラスにいることです。
わざわざ遠方かつ下位クラスの塾を、子供さんが選ばれた理由がわかりません。
お母様がご心配されるように、連日のように通わせる塾は近くないと続きません。
最初から下位クラスになるということは、その塾には低学年から受験勉強をしてきた生徒が多いということです。
しかし、小4から受験勉強を始めたばかりでも、どんどん上位クラスに上がっていく生徒もいます。
成績が伸びない場合の転塾の時期は、新学年の授業が小3の2月からスタートすれば、
小4の6月(夏休み前)が最初の転機となります。 2ヶ月に1回クラス替えをする塾であれば、
4月と6月で2回のクラス替えを経ています。 6月の時点で3教科ないし4教科のうち、
どの教科も伸びる兆候がなければ転塾を検討されるべきでしょう。
かといって、転塾すれば伸びるというものでもありません。 なぜ伸びないかの分析は欠かせません。

次の転機は、小4の9月(夏休み後)・12月(冬休み前)・1月(冬休み後)で、
要するに長期の休みの前後で転塾するかを再検討されることです。 成績以前に授業や宿題についていけなければ尚更です。
☆学園に入塾されるのでしたら、並行して大手N研と○学園の公開テストも受けておかれた方が、
転塾の際にはスムーズに移行できます。 他の個人塾も調べておかれれば、ご選択の幅が広がります。
次に講師との面談時の注意点ですが、一方的な塾批判はされないことです。
なぜなら、受験業界は狭い世界なので、転塾されても各塾の講師間で生徒情報が流れるからです。
退塾した生徒のことを快く思わない講師もいます。 あくまで子供さんと塾との相性で検討されるべきであって、
各塾のシステムが全て悪いわけではありません。 大手N研か○学園に入塾したとしても、
逆に☆学園に入塾した方が良かったのではないかと思われるかもしれません。
とりあえず☆学園への入塾を決められたのであれば、
子供さんがギブアップされるまでは通ってみられてはいかがでしょうか。
もしギブアップされたときには、連日のように通わせる塾が子供さんに向いているのかも含めて、ご再考なさってください。
塾選びのご参考までに、本年度の中学入試を振り返ってみたいと思います。
まず、全般的に感じますことは、一昔前よりも中学受験する層が広がったことで、
不合格を避けようとする風潮が強まっていることです。
安全校・本命校・チャレンジ校なる呼称は、一昔前にはありませんでした。
「全員合格」や「不合格で心の傷を与えるのは可愛そう」などの文言は、
どこかで聞いたことのあるような気がしませんでしょうか?
そうです、これは公立学校がめざした競争原理を排した平等主義に他ならないのです。
「私立中学受験の公立化」とでも呼べばよいのでしょうか。 塾は全員合格なんてめざす必要はないのです。
塾生を全員合格させようとするから、受験校のランクを落とすとともに塾全体のレベルも下がってくるのです。
まずは合格ありきで、中学入学後に伸びるのか適合できるのかを考慮しないで受験するから、
進学先とのミスマッチも起こり易くなります。 これだけ情報の発達した時代に、
中高一貫校における落ちこぼれ率や中退率の最重要データもありません。
このような状況下で、中高一貫校の序列は今後も激変していくであろうと予想されます。

質問箱倉庫2005年−67番における回答で、本年度の中学入試を「大阪冬の陣」にたとえました。
また、質問箱倉庫2005年−54番における回答では、
「高校からの募集定員を減らす中高一貫校は、凋落傾向にあることを自ら白状しているようなものです。」と書きました。
さらに、2005年−68番における回答では、「中学が特定の塾との関係を強く持ち過ぎると、
他塾の塾生に敬遠されてしまいます。」と述べました。
そして、2004年−45番における回答では、
「最近の中学入試問題は、得点率によって二極化が進んでいるように思います。平均点の低くなる問題を出す中学
(および付設高校)は、大学入試を視野に入れているのかもしれません。
例えば、大学入試の数学は半分できれば良い方で、いかに問題を取捨選択できるかが問われます。
それと同じ感覚で、中学入試における算数の問題を作成するのです。
平均点の低い入試で合格してくる受験生の方が、大学入試でも期待できるということでしょうか。
そのような考え方によれば、満点を取られるような出題は論外なのでしょう。」と分析しました。

これらを読み返してみても、的外れな回答ではなかったと思います。
大学進学実績が伸びているのは新興の中高一貫校だけであって、
歴史ある名門校は新たな戦略を見出せずに大学進学実績も右肩下がりにあります。
なによりも名門校で危ぶまれるのは、大学進学実績を塾・予備校の力に大きく依存していることです。
塾・予備校が広告している生徒在籍者数が多い名門校ほど、ますます凋落していく命運にあります。
学校の力だけで何とかしようという気概のある中高一貫校であれば、
この数字を限りなくゼロに近づけたいと考えるでしょう。
「当校の生徒で塾・予備校に通っているのは○○名だけです。」と説明される中高一貫校は、
自校教師の先生方の力量不足(?)を自責されているようにも聞こえます。

塾・予備校の力を借りるのが悪いとは思いませんが、
「おんぶにだっこ」の状態になっていることに慣れてしまい、
自らの教務努力を怠っている中高一貫校の行く末は知れています。
そのような中高一貫校は、塾・予備校からは絶好の商売場所とみなされ、
入試当日や合格発表時には多数のパンフレットが校門前で受験生に配られることになります。
名門校を入学辞退して新興校に進学する生徒がいるのも、このような実情を憂慮するからでしょう。
「わざわざ私学に行かせているのに何が塾よ!」というのが、教育の本来あるべき姿だと考えます。
中学受験の合格実績は塾ごとに発表されるのであって、小学校別には発表されません。
一方で、なぜ大学進学実績は塾・予備校ごとに発表しないで、高校別に発表されるのでしょうか。
小学校だけの力で中学受験は難しいけれども、中高一貫校だけの力で大学受験はできるからです。
ならば、ダブルスクール率が高い中高一貫校は、自校の大学進学実績と発表して恥ずかしくないのでしょうか。
かつて高い大学進学実績を誇っていた予備校も、名門校の卒業生が入ってこなくなってから凋落しました。

同様に、元々できる生徒を集めているだけの中高一貫校が凋落していくのは時代の必定です。
さらには、特定の中学と塾が癒着していて、事前に入試問題が漏出しているのではないかとの憶測まで流れています。
このような由々しき空気が漂うと、事実無根であっても受験生の動向に影響を与えてしまいます。
「李下に冠を正さず」ということなのでしょうか。 これだけでも、一昔前のような難関校は無くなったと感じます。
中学も塾も生徒集めに汲々としているのです。 塾は他校にも保険をかけていますが、
黒い噂の渦中に置かれた中学はどうするのでしょうか。
教育者としての品格を欠いていることにすら気づいておられないのでしょう。
教育は商売とは相容れないことを示していただきたいものです。

ご質問とは関係のないことばかり書いて恐縮ですが、志望校を選ぶことは塾を選ぶこと以上に重要です。
入塾説明会などで塾が高く評価する中学は、その塾からの合格者数が多くて関係の深い中学であって、
保護者からみて必ずしも高く評価できる中学とは限りません。
したがって、入塾を考えておられる3つの塾から各中学への合格実績に違いが大きいと、
選択の幅がせばまる(かたよる)が故に、結果的に不本意な中学に進学してしまうことになるかもしれません。
塾の入口は中学の校門につながっているくらいに考えられた方が良いと思います。

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回答者:横浜市 パンダさん

A:入塾時の成績はあまりあてにならないと思います。
点数が悪かったといっても公文や市販のドリルでは準備にならないので、
初めて見た問題で実力が発揮できなかっただけかもしれませんし、実力はこれから塾でつけていくものだと思います。
半年位たってから判断されたらいかがでしょう。  「お客様」になりたくないのは我が家も同じです。
現在Nで春から6年になります。「脱お客様」を目指して孤軍奮闘していますが、
それには成績を上げるしかありません。  
塾には広告塔となる「エース」と「お客様」その他に「カモ」がいると私は考えています。
塾に長時間おいてもらい、宿題をたくさん出してもらえば成績が上がると考えている人たちです。
成績が上がらないのは頭が悪いからだ、と簡単にあきらめるので文句もいいません。
塾にとっては楽ですよね。「Nは宿題がないらしいよ。」と言っている人がいるそうですが、論外です。

確かにチェックしてもらえないので宿題ではないのでしょうが、
本科、復習テキストの問題を全部解こうとしたら1日24時間では足りません。
上位にいる子ども達は自分にあった箇所を選択して、
しかも何度もくり返し解くという努力を家庭でしているのです。多分どの塾も授業のスピードはとても速いです。  
サピは授業が終わって不必要に長く塾にいる子どもは返されてしまうそうです。
家庭で勉強できない生徒、つまり家庭で管理が出来ない生徒はいらないということらしいです。
確かに100%塾まかせで難関校受験は無理ですよね。
塾の良し悪しは、拘束時間や宿題の量では計れません。困ったときは面談を申し込んで相談します。
すぐに対応してくれて、その時こちらが身構えず、遠慮せず、本音で相談できる塾、
それに対して具体的なアドバイスをしてくれる塾がいいと思います。なにかお医者さんに似ている感じです。  
まずはお子さんが行きたいと言った塾に行かせてあげたらいかがでしょうか。
それぞれの塾の特性はこういうサイトより身近にいる先輩お母さんや、
同級生のお母さんと情報のやり取りを出来る関係を持つのがいいと思います。
後は自分で足を運んで見学をすることでしょうね。
転塾は何度もできないのでそれらをきちんとやった上でなさるといいとおもいます。頑張りましょうね。

 

0607 質問者 墨田区 のんびり息子さんより

Q:現在小4の息子です。 のんびり屋で、正直成績は良くありません。
でも、本人は中学受験を考えて頑張ってます。
今からだと、頑張っても成績はあまり伸びないと思います。
一貫校で、のんびりの子が多く先生が、ゆっくりと教えてくれる学校はありますか ?
偏差値もできれば40前後を希望してます。

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回答者:関西 元・塾講師さん

A:偏差値40前後で中学に入学してきた生徒を、偏差値60以上に引き上げて高校を卒業させるのが、
面倒見の良い中高一貫校です。 習熟度別の指導という意味でご質問されているのであれば、
そのような中高一貫校が該当します。 逆に、偏差値60前後で中学に入学してきた生徒を、
偏差値40以下に引き下げ(?)て高校を卒業させるのが、面倒見の悪い中高一貫校です。
「2・6・2の法則」という正式な呼び方はないでしょうが、中高一貫校における中学からの入学者は、
中学時代におおよそ2割の上位層・6割の中位層・2割の下位層に分かれるという意味です。

面倒見の良い中高一貫校は下位層も見捨てませんが、
面倒見の悪い中高一貫校であれば下位層は他の高校に進学した方がましです。
面倒見の良い中高一貫校でも成績に関係無く中退する生徒はおり、
手取り足取り教えてもらうよりも自由放任を好むということなのでしょう。
面倒見が悪いのであれば、せめて高校(外部)受験には理解があって欲しいものですが、
在校生数は確保しておきたいので期待できません。 以前より中高一貫校では中3から高校課程に入り、
高2までに終わらせるのが一般的でした。

中高一貫校で学習進度をゆっくり目に調整するのであれば、高校過程を高2までに終わらせるのを、
1年間延長して高3までかける方法が考えられます。
3年間の高校課程を、中3から高3までの4年間かけて学習するのは、
下位層に対しては有効な方法であると考えます。 中学過程も復習しながら高校課程を進めていくのです。

たとえ大学に現役合格できなくても、基礎さえできていれば浪人で挽回できるからです。
どのように下位層へのバックアップ体制が組まれているのかを、
できれば在校生にも聞かれて確認しておかれると良いでしょう。
高校からの入学者を受け入れている中高一貫校では、「2・6・2の法則」にバリエーションが加わります。
高校からの入学者は、中学からの内部進学者の最上位層に入る最有力候補となります。
しかしながら、高校からの入学者も「2・6・2の法則」の例外ではなく、下位層を構成する生徒もでてきます。
とはいえ、中学から6年間で落ちこぼれるよりは、高校から3年間で落ちこぼれる方が傷は浅くてすみます。
高校からの入学者は、少なくとも中学の3年間は高校受験に向けて勉強してきているからです。
中高一貫校生と同様に、高校課程を先取りして勉強している高校受験生もいます。
したがって、高校からの入学者の中には、高校では落ちこぼれていたのに
浪人してから難関の大学・学部に合格する場合があります。
それも、6年間を真面目に勉強してきた中学からの内部進学者でも、なかなか合格が難しい大学・学部です。
追いこまれないと勉強しないキャラクターの生徒もいますから、高校在学中の成績だけでは測ることができません。
中高一貫校では高校からの入学者に刺激されて、
中学からの内部進学者の中位層・下位層から上位層に入ってくる生徒もでてきます。
もちろん、上位層から中位層・下位層に落ちていく生徒もいます。

このように、中高一貫校に中学受験で合格できたことが良かったのかは、後々にならないとわかりません。
意地の悪い見方をすれば、高校受験に向いているのに、
中学受験で中高一貫校のトラップ(罠)に引っかかってしまった生徒もいるかもしれません。
中学受験で第1志望の中高一貫校に合格できなかったことと、
高校受験で第1志望の中高一貫校に合格できなかったことでは、意味合いが違ってきます。

第1志望の中学に不合格となり、3年後に同じ中学の併設高校を第1志望として再び不合格になったとします。
では、この受験生は第1志望の中高一貫校において、中学からの内部進学者の下位層にも劣るのでしょうか?
おそらくは下位層に入ることは無く、少なくとも中位層には入れるでしょう。
すなわち、この受験生の実力そのものは、高校受験で第2志望校や第3志望校に進学したとしても、
中学受験時に不合格となった第1志望校における中学からの内部進学者に勝っていることになるのです。

質問箱2006年−1番(メルマガ1月9日発行)における回答で、
「高校受験を行っている中高一貫校は、中学からの内部進学予定者にも、
高校受験と同じ日に同じ問題を解かせて成績順位も出すべきなのです。
中学受験に失敗した連中に追い抜かれているという現実をつきつけるのが、中だるみを刺激するには最も有効です。」
と書きました。 これを実行すれば一目瞭然となります。
ただし、中学からの内部進学予定者への指導力不足が浮き彫りになるわけでもあり、
中高一貫校からすれば「諸刃の刃」ともなりかねません。
内部進学予定者は無条件で全員を併設高校へ進学させるとしても、下位層の保護者からの反発を恐れて、
これを断行できる中高一貫校は無いかもしれません。

また、質問箱倉庫(最新)2005年−54番における回答では、
「高校からの募集定員を減らす中高一貫校は、凋落傾向にあることを自ら白状しているようなものです。」
と書きました。 高校からの募集定員を減らしてしまうと、
「高校からの入学者には期待していませんよ」というシグナルを
優秀な高校受験生に与えて敬遠されることにもつながり、
いずれは高校からの募集は停止せざるをえなくなるでしょう。
もし、高校からの入学者が中学からの内部進学者についていけないのであれば、
その中高一貫校では中学からの内部進学者にも下位層が増殖していると考えられます。
自らの指導力不足を省みず、「入学してくる生徒の質が落ちた」と嘆いているだけの中高一貫校は、
入学してきた将棋の「歩」のような生徒を6年間で「と金」に育てて
卒業させる中高一貫校に追い落とされてしまうでしょう。
のんびり屋の子供さんも、先々には豹変されるかもしれません。
どの学校へ進学されるにせよ、軌道修正の可能性は常に念頭に置いておかれるべきと思います。

 

0608 質問者 尼崎市 まきまきさんより

Q:小3の息子の母です。小3の春からN学習院に通っています。
息子は塾が気に入っているのですが、
受験専門のところではないので6年までこちらでお世話になるのは不安があり
N能研とフ*リック?の体験授業&確認テストに行きました。
フ*での授業は私も算国を一緒に受けたのですが、
(やはり大手の塾はちがうなあ)と思いました。
時節がら、今年の合格者のお子さんがお母さんとお礼のご挨拶に来られたりしていました。
運良く息子はここの学費免除のテストに合格し、小4の1年間は12ヵ月の学費は0で、
季節講習費と諸費用のみの支払いになります。
上の娘が私立の女子校に通っており、週2で個別塾にも通っているため、
息子の学費免除はたいへん魅力的で転塾すべきかどうか悩んでいます。
息子はテストに合格した事は喜んでいますが、
N学さんを辞めるのも寂しいようで親子とも決心がつきません。

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回答者:関西 元・塾講師さん

A:質問箱倉庫2005年−34番における回答を参考にしてください。
どの塾にも一長一短があり、子供さんによって相性も異なります。
しかし、中学受験を目的にされるのであれば、中学受験専門塾に通わなければならないのは明らかです。
なぜなら、他の塾生が中学受験されないと、子供さんが孤独感を味わうことになるからです。
そして、志望校への合格者数が多い塾を選ぶのが基本です。
この基本に他の選択条件を加えていくと、自宅学習も含めて様々なご選択が生まれてきます。
志望校への合格率は高いか、最上位クラスに入れるか、通塾時間は長過ぎないか、
通塾日数は負担にならないか、費用は許容範囲内か、などは明確な情報のもとに判断できます。
学費免除を優先されて転塾されるのも選択条件の1つです。
学費免除されなくても入塾される子供さんはおられるのでしょうか。
大手塾にこだわらなければ、授業料が比較的安い個人塾もあります。
小5・小6での学費を総計算しても、他塾より割安になるのでしょうか。
また、どの塾でもそうですが、体験授業時の講師に教えてもらえるとは限りません。
より広い視野からご検討されて、最終的なご決断を下してください。

 

0609 質問者 東京 小3女の子さんより

Q:小3女の子の母です。 T個別学院に通い始めて(算数のみ)3ヶ月になります。
塾選びで迷っています。 このまま個別学院で受験するべきか、
大手集団塾に入れて競争させるべきか…。
本人は今のところがとても気に入っていますが 大学生のアルバイトの先生なので
このままここでいいのか多少不安に思っています。
授業料もとても高いですし周りに同じ学年はあまりいなさそうだし…。
先日友人の紹介で小さな個人塾も紹介してもらいました。
小学生は1人しかおらずほとんど個別状態で見てくださるそうです。
しかしあまりに人数が少なすぎるため大丈夫かしらとも思ってしまいました。
人気が無いのはやはり不安になりますよね?
先生は東大を出た大ベテランで中学受験指導経験や実績ももちろんあるそうですが。
ということで、個別塾、大手塾、個人塾で迷っております。
本人はどこでも大丈夫そうですが、
成績が伸びる塾選びに関してアドバイスしていただけますでしょうか?

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回答者:関西 元・塾講師さん

A:「塾選びで失敗しない!成績を上げる塾の見分け方」
(青田大作著;碧天舎,2003年,定価1050円)
この参考図書は、質問箱倉庫2005年−12番の回答で紹介させていただきました。
この本の20頁〜23頁には、「少人数クラスと大人数クラスの功罪」、
「個人塾の良し悪し」について書かれています。
塾の評価方法が習得できますので、読んでみられることをお勧めします。
大学生のアルバイトの先生には、受験まで教えていただけるのでしょうか。
最初に個別塾を選ばれたのは、小4から大手塾か個人塾に移られる前提であったのでしょうか。
個別塾で受験することを考えておられたのであれば、たったの3ヶ月で迷いが生じること自体が、
個別塾では受験が難しいことを示していると考えます。
よって、大手塾か個人塾かの選択になりますが、お母様は集団指導を望んでおられますので、
この個人塾では不安が残ります。 やはりライバルがいないと成績は伸びません。
大手塾の模試を受けてみられて、現在の娘さんの学力で最上位クラスに入れる塾を探してみてください。
失礼ながら最上位クラスに入れなかった場合、それでも娘さんが入塾して最上位クラスどころか
トップ生になりたいという意欲を示されれば、その塾を選ばれるのが良いと思います。
大手塾を比較研究されて、より良いご選択をなさってください。

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回答者:神奈川 カンドックの妻さん

A:中学受験が最終目的なのですね。
どの程度の学校を狙うかなど、周辺の環境が見えていませんが、
お嬢様がどこにいれても大丈夫ならば、
今は大手の塾へいれてたくさんのお友達の中で遊び気分のなかで競争しつつ、
楽しく中学受験に向けた準備をするのが良いのではないでしょうか?
大手の塾にいれると親子とも受験に対する体制作りを学べますし、
さまざまな体験談を聞くことにより受験が現実味を帯びて見えてくることもあると思います。
まず、とりあえず志望校に実績があり、分析力のある大手に入れてみて、
5年生くらいになって必要ならば個別指導を考えるというのもひとつの手かもしれません。
5年生になると、特に女子の場合算数を塾だけでこなすのは難しくなってくるかもしれません。
ダブルスクールならぬ、ダブル塾の方も多いみたいですよ。

 

0610 質問者 東京都 泣き虫ママさんより

現在公立小学校4年生の男の子の母です。
母子家庭で、仕事をしており、私の帰宅は早くても6時過ぎますので、
子供も学童クラブに入っており帰宅は5時30分過ぎます。
国立中学の受験を…と考えておりますが、進学塾に通わせる余裕は無く、
自宅学習でなんとかそれと同等の勉強が出来ないか…と考えております。 
四谷大塚の通信を調べたのですが、私が教える時間があまり無く、
一人で学童帰宅後に莫大な暗記量の通信をこなして行けるものか不安を感じました。
公文には通っており、数学は高校教材、国語は中学教材をしておりますが、
中学受験の特殊な内容とは全くかけはなれておりますので、
四谷大塚の通信をやって行くのに役立つ知識ではないと思っております。
四谷大塚の通信のみで受験された方や自宅学習で受験された方、
そして親があまり勉強に付き合えなかったが、受験された方がいらっしゃいましたら、
是非アドバイス等を頂けたら嬉しいです。 どうぞ宜しくお願い致します。
やはり中学受験は諦めて地元の公立に進むしかないでしょうか…。

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回答者:海外 通信生さん

A:海外より四谷の通信を受講しております5年生女子の母です。
四谷の通信での暗記量というのは、通塾されている方に比べると少ないぐらいなのではないかと思います。
通塾されている方は独自のプリントなども出るようですし。
ただ時間は自在に使えますから、得意科目は少なめに、苦手科目は多めになど調整ができますし、
毎週のテストで習得できなかった分も、また繰り返しでてきたり、
総合回でまとめて復習したりできますので、結果を上手に使えば、
それなりにやっていかれるのではと感じています。
我が家はしておりませんが、web算数など4科のネット上での学習も申し込めばできます。
通塾が難しいということであれば、テスト生というのも良いのではないかと思いますが。
普段は通信やテストコースで、長期休みのときは講習を受けるという方は少なくないようですよ。

また、公文ですが、算数は高校まで進んでいらっしゃるということで、
方程式などもマスターしておられますよね。中学受験では一般に使わないものの、
検算などに役立てるという方法もあるようです。
利発なお子さんでいらっしゃるようなので、上手に使えるとよいのではないでしょうか。
小数、分数の計算などもマスター済みですから、通信をすすめる助けにはなると思いますよ。
実は、娘はそれがネックでした。予習シリーズは当然学校より進んでいるのですが、
これが出来ないことには先に進めないという感じでしたので、急遽、公文を数ヶ月ざっとやらせました。
それでやっと土俵に上がれました。 国語は、正直、予習シリーズで学んでいることは、
暗記事項などが中心となっています。
これも公文で語彙力などが身についているお子さんでしたら、役に立つのではと思います。
漢字もおぼえていらっしゃることでしょうし。 ただ、公文と受験勉強の両立は難しいと思います。
うちは、公文国語で補えるまだ足りているとは思えない力を育てつつ、通信くらぶをし、
苦手な算数だけ個別で見てもらっています。でもアップアップです。
泣き虫ママさんのお子さんくらい、公文が進んでいたら、
とりあえずやめて受験勉強に専念させると思います。 国立は検討しておりませんし、
これから受験生ですので、結果はでておりませんが、
制約のある中で自宅でがんばっている一人として参考にしていただいたらと思います。

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回答者:関西 元・塾講師さん

A:求めておられる回答者には該当しませんが、
「中学受験は諦めて地元の公立に進むしかないでしょうか…。」
と書かれていますので、回答させていただくことにしました。
裕福なご家庭に家庭教師を依頼されたことがあります。
期間限定で家庭教師をつけて、中学生の子供さんに学習意欲がわかなければ中卒で働かせるとおっしゃるのです。
裕福であることがマイナスになっていると考え、子供さんには色々と世間話もしてみましたが、
残念ながら私の力量では及びませんでした。 しかし、勉強する機会は与えるけれども、
それを活かさなければ高校受験もさせないという教育方針は素晴らしいと思いました。
「ココロでわかると必ず人は伸びる」(木下晴弘著;総合法令,2004年,定価1575円)という本に、
「涙のS君高校受験秘話」という話が書かれています(221頁〜233頁)。
公立中学から難関私立高校に合格できたのに、経済的事情から公立高校に進学されたという話。
中学受験とは比較にならない熾烈な高校受験の厳しさを知っている人であれば、

この子供さんの無念さが伝わってきて、何回読み返しても泣けてくる話です。
最近では苦学生という言葉は聞かれなくなってはきましたが、
苦境の中からこそ逸材が生まれてくるのは、古今東西を問わないと思います。
この本には、「分裂という大きな転機」と題して、塾分裂の凄まじい内幕も書かれています(206頁〜215頁)。
ご関心がございましたら御一読ください。 四谷大塚の通信のみで中学受験することで、
進学塾に通っている恵まれた生徒に負けるなと、子供さんの志気を高められるのが良いと思います。
ぜひ子供さんにも苦境を乗り越えられて、
将来は日本の指導者としてご活躍されることを祈っております。



 

0611 質問者 京都 小5さんより

Q:時々拝見し、参考にさせていただいております。
05-025のお答えにある、解説が丁寧で読解のみという問題集があれば
署名を教えていただけませんでしょうか。
今度小5になる息子が国語でたいへん苦戦しており、
本屋さんに読解の問題集を探すのですが、
ほとんど漢字やローマ字などが含まれています。よろしくお願いします。

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回答者:関西 元・塾講師さん

A:小6になると低学年に戻って復習するのは時間的に難しくなります。 今はご面倒であっても、
小5の間に現在の学力に応じて家庭学習で補強しておかれないと、受験時に悔いを残されます。
質問箱倉庫2005年−25番における回答に則して、国語の読解問題集を例示させていただきます。

「国語でたいへん苦戦」と書かれていますので、それに準じて並べていきます。
書店でご覧になられて、易しすぎるか難しすぎる場合はパスしてください。

まずお勧めするのは、「3・4年生用 楽しく考える長文読解 受験入門編1・2」
(エスジーエヌ,1994年・1998年,定価各1500円)で、各20回ずつの問題が収められてあります。
同じシリーズに、「4・5年生用 楽しく考える長文読解 受験準備編1・2」
(エスジーエヌ,1993年・1994年,定価各1500円)があり、各30回ずつの問題が収められてあります。
経営者が代わる前の学習指導会で顧問をされていた高橋謙三氏の著書で、現在はシドウ会編になっています。
このシリーズには、6年生用として第1集〜4集・詩歌編がありますが、
独学するには難しいので国語が得意でなければお勧めしません。
塾に通っておられれば、小6で家庭学習用教材を使うのも時間的に難しくなります。
また、中学入試問題で構成されたものとして、「中学入試 解き方上手・国語長文 20回完成」
(受験研究社,定価767円)があります。
受験研究社 http://www.zoshindo.co.jp/ 以上の5冊だけでも時間がかかります。

子供さんに合わなければ他の問題集でも構いませんが、あれこれ迷われるのは時間のロスにつながります。
他にも読解問題集はありますが、迷われても困りますのであえて紹介いたしません。
家庭学習用の問題集を選ばれたら、それだけを割り切って解いてください。
まずは問題文を読むスピードをつけることを目標にし、あまり正答率にはこだわらないことです。
模試で時間が足りなくなる現状でしたら、時間が余るようにトレーニングするのです。
模試で時間が余るようになってくれば、当初の目標は達成できたことになり、気持ちに余裕ができてきます。
それに伴って、少なくとも平均点以上は取れるようになってくるでしょう。
塾の教材が子供さんの現在のレベルを超えていると、
いくら時間をかけても苦手意識ばかりが強くなって上達しません。
家庭学習によって塾や模試のレベルに近づけてあげてください。

さて、上述の問題集を終えられたとした場合、塾の教材だけを学習するように戻すか、
志望校の過去問を解いてみるか、あるいは新たに中学入試用の問題集に取り組むのが、
一般的な学習方法であろうかと思います。 塾は中学入試で合格させることを最終目標にしていますから、
中学受験のレベルにおいて国語の得点力を判断します。
しかし、国語に限らず中学入試には、大人でも解くのが難しい問題が含まれています。
くせのある特殊な出題をする中学ほど、国語で得点できずに不合格になってしまう可能性があります。
その場合に、中学受験で妥協した中高一貫校に進学するのは、もったいないと思うのです。
国語で得点できずに足を引っ張られた形で合格できた中学に進学すると、
算数や理科の得意な生徒には物足りなく感じられることでしょう。
そこで、本当に国語力の弱い生徒なのかを見極める際に、高校入試や大学入試の問題を解かせてみる方法があります。
ただし、これは特殊な方法なので、時間的余裕がなければお勧めしません。
高校入試も実施している中高一貫校であれば、
中学入試問題と高校入試問題(古文を除く)を解いて、得点を比較してみるのです。
高校入試問題は漢字がわからなければ、国語辞典で調べながら解かせてみます。
特に中学と高校で出題形式が異なる場合に、意外に高校入試問題の方が得点できることが判明すれば、
高校受験向きの生徒なのかもしれません。
たとえば、筑波大学附属駒場高校の国語の入試問題は、小学生でも解けるのではないかと思う反面、
この高校よりも難解に思える私立中学入試問題もあります。
この高校の大学進学実績を考えますと、中学入試で小学生に無理を強いているといえる私立中学もあるかもしれません。

中学以降に精神年齢が高くなっていく生徒も多いでしょうに、
小学生に高い精神年齢を求めて何の意味があるのかとも思います。
よって、難解な国語の中学入試問題で得点できなかった受験生でも、
高校受験や大学受験では高得点を取れる可能性があります。
中学入試の合否が高校・大学入試の合否と必ずしも相関しないのは、中学入学後の学習もさることながら、
中学入試問題の教科特性とも無関係ではないであろうと思います。
精神年齢を高めるために中学国語の教科書を読むという方法論があるものの、
これを実行されている方がおられるのかは分かりません。
精神年齢を上げるにはどうしたら良いのだろうと悩まれるのでしたら、
先取りして高校・大学受験用の問題集を使われることです。

「出口の国語レベル別問題集 高校受験」(出口汪著;ナガセ,1998年)
0.理論偏(定価893円),1.基礎編,2.標準偏,3.難関編(定価各840円)
「出口のシステム現代文 大学入試 解法公式集」 (出口汪著;水王舎,2000年,定価630円)
出口汪氏の著書一覧 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%87%BA%E5%8F%A3%E6%B1%AA
「出口の国語レベル別問題集 高校受験」は4冊あり、各10回および15回ずつの問題が収められてあります。

「出口のシステム現代文 大学入試 解法公式集」は例題29問からなり、
問題文が短いので分量的には取り組みやすいでしょう。 子供さんに解いてもらわなくても、
親御さんが解法公式集を読まれて、子供さんにテクニックを教えられても良いでしょう。
「問題文に書かれていることを忠実に読み取ること」を強調されています。
「冬は暑い」と問題文に書かれていれば、「冬は寒い」という固定概念は捨てて解かなければなりません
(素直な小学生に求めるのは無理難題です)。
著者は現代文の予備校講師で、大学受験→高校受験→小学生向けの順に参考書を出しておられます。
自分の力に合った問題集を使うように説いておられるところが良いと思います。
著者自身も書かれていることなのですが、解法が発展していくので、
古い著書と新しい著書では解説にも変化が見られます。
解説は大味な感があり、さほど詳説されているわけではありません。
これも、「授業で扱う問題をパーフェクトに解説しても、別の問題は解くことができない。
だから、どのような問題にも通用する解法を確立したい。」という著者のお考えに基づくようです。
以上でご質問には回答できたのではないかと思います。
小4から入塾しても授業についていけなくなるのは、
幼稚園や小学校低学年から先取り学習してきた塾生に進度を合わせるためです。
理解可能なカリキュラムを組まないのに、小4から受験勉強を始める生徒の入塾を断らない塾は、
とても無責任だと思います。 塾の授業についていけるなら、
わざわざ家庭学習を考える必要はありません。
理解できない授業を受け続けるのは、「お客様」以外のなにものでもありません。
もし塾に通っておられるのでしたら、現在の塾で中学受験まで頑張られるのがベストですが、
国語嫌いが激しくなるようでしたら転塾を検討されるべきです。

ついでに、長くなって申し訳ないのですが、子供さんは算数が得意でしょうか?
国語は得意でないけれども、算数が得意な子供さんは多いようです。
「国語ができないと算数も解けない」というのは実感できず、
国語科講師が我田引水で言っているだけではないかとさえ思います。
東京の高輪中学校は、一部の募集定員について算数だけの入試を行っておられます。
私が無知なだけかもしれませんが、そのような動きは今のところ関西では見られません。
毎年のように入試日程に影響されて応募者数が変動することに、
関西の私立中学は右往左往しておられる割には入試に工夫が足りません。
算数の得意な受験生を集めたければ、算数に傾斜配点をかければ良いだけのことです。
例えば、午前8時30分に学校に集合で、9時00分〜9時40分を国語(40分)、
10時00分〜10時40分を理科(40分)、11時00分〜13時00分を算数(120分)、
という3教科の1日間入試で時間割を組めば昼食も要りません。
そして、配点は国語100点・理科100点・算数300点の計500点満点にするのです。
国語と理科で失敗した受験生でも、最後の算数で逆転可能ですから、入試終了まで緊張感を持続できます。
思い切った配点でしょうが、「算数で勝負!」という強烈なメッセージを受験生に送ることができます。
1校でも実施して受験生を集めれば、
入試前には国語軽視と批判していたくせに真似をする中学が必ず出てきます。
中学は受験生心理を分かっていないと感じるのは、私だけなのでしょうか。
来年度は独自性を持って入試改革を断行される中学が現れることに期待しております。

 

0612 質問者 東京 小3 男子さんより

Q:現在小3の息子の母です。
1月にN能研の公開テストを受けたところ、小4から選抜クラスに入れました。
しかし入室させるべきかどうか悩んでいます。現在は、他塾に通っています。
今の塾は少人数(5人)なので、生徒一人一人よく見てくださり、
先生も、「ここまでわかったかなー わからない事はどんどん質問して」
と教えたところを生徒たちが理解できたか、きちんと確かめてから次へ進んでくれます。
N能研の方が受験には強いと聞きますが、
一クラスの人数が多いので一人一人よく見てもらえないように思うのです。
息子の偏差値は60位です。特別頭はよくありません。家では自分から勉強をしません。
N能研は宿題とカリテストで子供にとっては、とてもハードな感じがします。
N能研に入られている方、他に良い考えのある方、アドバイスお願いします。

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回答者:関西 元・塾講師さん

A:他塾の模試などを受けてみたことから始まるご質問が時々ありますが、
なぜ受けられたのでしょうか? 転塾を前提に受けられたのでしたら、
逆に腕試しが目的であれば、迷われることはないはずです。
ご質問に書かれているようなことは、公開テストを受ける前から分かっておられたと思います。
今後のこともありますから、他塾のイベントに参加される際には、
事前に目的を明確にされた方が良いです。
中途半端に迷われると、子供さんの精神衛生上もよろしくないです。
それはともかく、いきなり偏差値60を取れるのは、現在通っておられる塾のご指導のおかげです。
小規模塾の欠点を補うために、塾から外部の大規模模試を受けることがあるのかを確認してください。
中学受験専門塾で合格実績もあるのでしたら、そのまま続けられた方が無難でしょう。
組織力の面で大手進学塾の方が受験に強いことは確かですが、幅広く生徒を受け入れるがために、
どこの中学にも合格できない塾生も出てきます。 競争心が旺盛でライバルに負けたくなくて、
自分から勉強するタイプであれば大手進学塾がお勧めで、
そのようなタイプの子供さんであれば自ら転塾を希望されるでしょう。
今後も現在の塾に通いながら公開テストを定期的に受けてみて、
偏差値が下がってくるようでしたら転塾しても潰れてしまう可能性が高いでしょうし、
逆に偏差値が上がっていくのでしたら無理に転塾する必要も無いことになります。
現在の塾に満足されているのでしたら、転塾を検討するのは先延ばしにされた方が良いと思います。


 

0613 質問者 三重県 一人っ子のママさんより

Q:現在小5の娘のことです。
小4の春から地元では最大手の進学塾に通っています。
4年生のときは国語、算数の2教科だけだったので 成績もまあまあ良く、
毎月のテスト&席替えも楽しみにしていたのですが
4教科になったら理科が足を引っ張ることになり、
理科の勉強に時間をとられ それ以外の教科も成績がどんどん下がってます。
理科の偏差値47、それ以外は56前後です。 算数は得意で60以上のときもあります。
偏差値55でクラスが分かれてしまうので 今回、ついに下のクラスに落ちてしまいました。
娘としては、下のクラスで授業を受けることにかなり抵抗があるようで
塾に行くのも嫌だと言い出しました。
確かに授業の内容が違うのは国語と算数だけなので
下のクラスのだと自分だけが取り残されていく・・ と言う気持ちになるようです。
どんなにがんばっても、理科は点が取れないから、
もうこれ以上がんばりたくない、受験は諦めると言い出しました。
娘の行きたい学校の偏差値は57ぐらいで、 そこに行けないのなら公立に行くしかありません。
なので私がプレッシャーをかけすぎたのかもしれません。
塾の先生には理科だけ追加料金で個別授業を進めらています。
金銭的には問題ないのですが(負担ですが何とか・・)
娘は自分の限界を悟ったようで、個別授業は嫌だと言ってます。
他の習い事もあるのでそれを削ってまでやりたくないようです。
このまま受験を諦めるのか? それとももう少しがんばらせたほうがいいのか?
がんばるには何をどうしたらいいのかも分かりません。
私が受験をさせたい理由は、 今通ってる小学校がかなり荒れているからです。
娘はおとなしいタイプなので、 文房具を盗まれたり色々被害に遭っているので
公立中学には不安を感じます。 アドバイスよろしくお願いします。

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回答者:関西 元・塾講師さん

A:「理科は点が取れない」と漠然と書かれています。
計算と暗記のどちらも得点できないのでしょうか。
まずは、化学・物理・生物・地学の4分野の中から突破口を見出します。
算数が得意であれば、計算問題の多い化学や物理の得点は上げやすいです。
また、国語や社会の暗記が得意であれば、暗記問題の多い生物や地学の得点も上げやすいです。
理科を得意科目に転ずることが最善の解決策です。
理科の得意分野を部分的に増やしていき、娘さんの気持ちを中学受験に戻すことが必要と思われます。
自信を失っておられるのが困るのであって、理科の偏差値47は悲観的になるほどの成績でもありません。

公立高校受験と比べても、中学受験向けの学習内容は細かくて難しいです。
塾の教材は標準的な内容でしょうか。 「木を見て森を見ず」の状態になっていませんでしょうか。
質問箱倉庫2005年−32番の回答で紹介させていただきました、
旺文社の「中学入試でる順ポケット版(ポケでる)」のレベルでも、理科を難しいと感じられるのでしょうか。
この本が簡単に感じられるのでしたら心配いりません。
理科に時間をかけるのは好ましくなく、学習方法を見直して学習効率を上げるべきです。
算数で高得点を上げる破壊力さえあれば、
理科を除いた3教科を得点源にして4教科入試に挑む方法もあります。
ただし、志望校の算数が難しいことが条件です。 「行きたい学校の偏差値は57ぐらいで、
そこに行けないのなら公立に行くしかありません。」と書かれています。
偏差値に関係なく進学したいという思い入れが強いと、
他の学校が考えられずに勉強する気力も失せてしまうのかもしれません。
三重県に関しては詳しくありませんが、4教科受験しか選択がないのでしょうか。
近隣の他府県で通学可能な中学はありませんでしょうか。
どうしても公立中学を避けたいのであれば、2教科受験および転居も含めて検討せざるをえないでしょう。
改めて志望校を訪れて気持ちを立て直してみると同時に、
他校も見学してみることによって、受験校の選択の幅を拡げておかれてはいかがでしょうか。
いずれにせよ、受験される前から諦めるのは早過ぎます。
中学受験に失敗されて、高校受験での再起にかける子供さんはどうなるのですか。
下位クラスに落ちたところから這い上がってこそ、人間的にも成長されると思います。
とはいえ、もう小6になられますから時間的な猶予もありません。
一時的な感情ではなく、娘さんの考えが変わらないのでしたら転塾されるべきでしょう。
思い切って転塾されなければ、中学受験しないという考えを覆すことは難しいかもしれません。
通っておられる塾を悪く言いたくはありませんが、
これだけ優秀な子供さんを下位クラスに落としてしまうとは、教室の指導体制はいかがなものなのでしょうか。
私が保護者なら、もっと早い時期に転室か転塾を検討していたと思います。
小4まで2教科で、小5から4教科に増えるのも負担が大きいシステムです。
関西では、小4まで3教科で小5から4教科に増えるか、小4から4教科の塾が多いです。
理科の講師が手薄なのでしょうか。
また、下位クラスに落ちることが決まってから、理科の個別授業を勧められたのでしょうか。
算数が得意でなければ理科の計算問題が解けないことはありますが、
子供さんの場合は理科を伸ばすことができる素質がそろっておられます。
せっかく勉強してこられたのですから、転塾してでも中学受験された方が悔いは残らないと思います。

 
0614 質問者 東京 しまさんより

Q:新小5の娘をもっている母親です。
最近算数などで出来ない問題があると、よく泣いています。
基本問題や練習問題などが出来ない時に限って泣いていることがあります。
(ちょっと難しそうな問題などは、出来なくても平気なのですが)それによって、
自分でたてた予定がちゃんと予定通りいかなくなり、それでまた泣くといった感じです。
きちんとした性格で、毎日こつこつ勉強するタイプです。
部屋から出てこないと、様子を見に行くのですが、しくしく状態なのです。
そんな時に限って、もうすでに夜遅い時間になってしまうので、
明日にしなさいと、言うと絶対にいやだと言い張ります。
5年生になると、今まで練習問題レベルができていても、
できなくなる(出来るまで時間がかかる)ことになると思うのですが、
こういった状況の時、 親はどういう風に子供に接すればいいのでしょうか?
ご経験のあった方、参考にさせていただきたく宜しくお願いいたします。

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回答者:横浜市 6年の母さん

A:できないところを教えてあげないのですか?うちも泣いていることがありました。
そんなときは頭をなでてやり、ジュースを飲ませて一緒に問題をといてやります。
そのときの私は気持ち悪いぐらいやさしいです。算数は単元によるのですが、
基本問題が子どもにとってとても難しいことがあります。
初めて接する仕組みだからでしょうか、
想定外のところで勘違いして覚えて帰ってくるので驚いたことが何度かあります。
よく注意して、早く気がついてあげてください。
「なぜできないの?」ではなく、「一緒に頑張ろうね!」という姿勢で接してあげてください。
もちろん、3ヶ月たって、同じ問題で固まっていたら一喝しますが。
その調子で2人で頑張れば5年生の算数もなんとかなりますよ。

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回答者:関西 元・塾講師さん

A:娘さんが泣いておられるのは出来なくて悔しいためです。
負けず嫌いな性格で学力が伸びる可能性が高いと思われますが、
現在の成績推移はいかがでしょうか。
時間をかけることによって思考力もついてきますので、
そのうちに難しい問題でも泣かれるようになるかもしれません。
寝る時間もそうですが、食事時間になっても問題を解くことに没頭しておられると、
お母様が「食事が冷めるわよ」とお声をかけられても、
娘さんから「うるさいわよ」という言葉が返ってくることもありえるでしょう。
これは受験生であれば特別なことではなく、
解けない問題に熱中すればするほど上の空で返事をしたりします。
お母様は健康状態を心配されているのに、
娘さんからすれば勉強の邪魔をされたという感覚になっているのです。
夜遅くまで起きていると翌日が眠くて勉強の効率も落ちることを自分で分かるようになるまでは、
娘さんの好きにさせてあげるしかないかもしれません。
人間は眠くなれば自然に寝てしまいますし、原則として午後12時までには寝ることを決め、
あとは娘さんの裁量に任せてみられてはいかがでしょうか。
まだ受験まで2年間ありますから算数に勉強時間を傾注し、
基本問題や練習問題を解くスピードを速めることが、根本的な解決につながる気がします。

 

0615 質問者 ルルさんより

Q:今度4年になる女の子です。今、日能研に通ってます。成績は上の方です。
有名中学の受験を考えてますが、テキストは、日能研だけので大丈夫でしょうか?

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回答者:埼玉県 ゆーかりさん

A:ご質問の内容が漠然としていて、答える方法がみつかりません。
ご質問がもう少し具体的に書かれていると回答も出やすいと思います。
ルルさんのご質問は「有名中学を受験したいが、N研のカリキュラムだけでいいのだろうか?」
ということなのか、「N研で成績上位だが、今やっているテキストをこなすだけで
質量共に足りるのか?何か他の教材を足した方がいいのか?」ということなのか、
はたまた、「N研のテキスト以外に家庭教師や個別指導などの補強が必要なのか?」
ということでしょうか?
ご質問を再度ご検討いただき、再質問なさってみてはいかがでしょう?
------------------------------------------------------------------ 回答者:関西 元・塾講師さん

A:日能研は元々は中堅校の中学受験をターゲットにした塾です。
中堅校をめざす塾生を育てて、難関校にも合格者を出しておられます。
野球に例えるなら、「ヒット(中堅校)の延長がホームラン(難関校)」という感じでしょうか。
基本的にはテキストも、中堅校に幅広く対応する構成になります。
通塾日数が少なくて授業料も比較的安いということで人気を集め、
母集団の大きさからスケールメリットを活かすことができます。
塾生の方であれば、これらのことは既にご存知でしょう。
難関校への合格者数が増えるにつれて、初めから難関校をめざす生徒が入塾してくるようになり、
難関校向けのコースも設けておられます。 したがいまして、
難関校をめざされるのでしたら相応のコースを受講する必要があり、通塾日数も増えることになります。
オリジナルテキストを作っておられる塾でも、市販の問題集を併用されている場合があります。
これに対して日能研は、データベースと同様に教材に関しても自己完結を基本方針にしておられるようです。
「中学への算数」(東京出版)という月刊誌があります。
毎年6月に臨時増刊号「わくわく算数100題」を出され、
その年度の中学入試問題を精選・解説しておられます。
2005年度版では、巻末に「協力いただいた学習塾」

(112頁)および「執筆者一覧」(111頁)が掲載されていますが、日能研は参加されていません。
日能研も他塾のテキストを研究してはおられるでしょうが、他塾と距離を置いておられるようです。
また、日能研は講師募集に関しても、あまり一般の広告媒体は利用されないようで、
独自路線を走っておられる印象を受けています。
日能研に限らず情報から孤立しないためにも、
他塾の動向や市販テキスト類にも関心を持っておかれた方が良いと思います。

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回答者:匿名さん

A:大丈夫だと思います!私も4年生から日能研だけでしたが無事合格することができましたし♪

 

0616 質問者 東京 アドバイスをさんより

Q:小5の女の子です。国語の勉強方法について教えて下さい。
大手の進学塾に通っており、宿題もちゃんとこなし、
間違った問題も本人曰く「わかった。わかった」と言うのですが、
宿題をこなすだけで、これでいいものだろうか?といつも不安に思っています。
算数の場合の解きなおしと違って、国語は一度答えを知ってしまうと、
解きなおしが難しく思われます。
受験まであと2年、宿題の他に何か問題集をやっておいた方がいいのでしょうか?
それとも宿題の見直しに集中させた方がいいのでしょうか?”
ちょっと難しい1000のことば”はやり終えています。
あと考えているのは、難語2000をやらせてみようと思うのですが、いかがでしょうか?
これから日増しに時間との戦いになると思います。
今この時期だからやらなければならない事は何でしょうか?
人数の多い進学塾ですと、国語の力ってつくのですか?(ちょっと不安です)
成績は一定せず、偏差値10〜15くらいの幅があります。(50〜65)
良きアドバイスをお願いいたします。

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回答者:関西 元・塾講師さん

A:2006年−11番(メルマガ2月9日発行)、質問箱倉庫2005年−25番における回答を参考にしてください。
国語の宿題は、言葉に関しては繰り返して覚えることが必要ですが、
読解問題については見直しで理解できれば十分と思います。
読解問題でも繰り返して解くことをお勧めするのは、志望校の過去問くらいです。
時間的余裕があれば語彙を増やすために、「難語2000」に取り組んでみられるのも良いでしょう。
英文も英単語を知らずして読むことはできません。
英語の学習は「習うより慣れよ」と言われますが、
国語も読解問題の文中で言葉を覚えて(再確認して)いかれると、言葉の定着率も上がります。
兄弟姉妹であれば、下の子供さんほど言葉を覚えるのが早い傾向にあります。
同様に、人数の多い進学塾でこそ友達と話をする機会が多くて、
国語力がつく利点もあるかもしれません。
成績は一定しないのが普通で、成績が優れなかったときの問題を研究されれば、
どのジャンルを補強していけば良いのかが見えてきます。
愚問や悪問を批判することも、国語力を伸ばすことにつながるでしょう。
著作権が厳しくなると既出の文章を引用することが難しくなり、
各中学の先生方が独自の入試問題文を作成されるようになるかもしれません。

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回答者:埼玉県 ゆーかりさん

A:国語の復習の仕方は、具体的には何をすればいいのかピンと来ないですよね。
宿題のやり直しの仕方は、どうなさっていますか?
答は最後まで教えず、先に問題文を確認します。それから本文を再読させ、
できるだけ自分の頭で考えるようにして、親はヒントを与えるくらいにしておきます。
なぜそうなるのか、あとで解説をしてあげるとより理解が深まります。
あまり他の問題集などへ手を広げずに、塾の教材やテスト問題をしっかり深く読み込んで、
問題の意図を推察する力をつける方が、受験に関しては点数につながると思います。
過去問をやる頃には、国語の解き方の「こつ」がだんだんわかってくるようです。
その他には、問題集ではありませんが、
朝の登校前に新聞や過去問などから抜き出してきた短い文章を早く読む練習をするとか、
就寝前に人(親)が音読する文章を頭の中でその場面を想像させながら聞かせるとか、
長男にやらせたものは短時間にできることばかりでした。
小5の次男は、全くタイプが違うので、この方法は使えませんが・・・。
我が家は男子ですので、あまり参考にならないかも知れません。
塾の先生ともご相談なさって、お嬢様によりよい方法を見つけてください。

 

0617 質問者 K.Yさんより

Q:もうすぐ、4年生になる女の子の母です。
偏差値60以上の中学受験をめざしています。お稽古との両立で悩んでいます。
今までは、お稽古に毎日2時間の練習をしても、
N塾でのテストでも上位で安心していたのですが、
これからは、そんなに甘くはないと思ってます。
しかし、お稽古は、小さい頃からやってきたせいもあり、
娘も大好きで、できたら、練習も今までどおりしたいと思っているんですが、
両立は無理なのでしょうか?

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回答者:関西 元・塾講師さん

A:野球との両立につきまして、
質問箱倉庫(最新)2005年−51番および2004年−23番で回答させていただきました。
野球であれば続けても、素振りやキャッチボール程度にとどめることになります。
何を習っておられるのか分かりませんが、例えばピアノであれば時間を短縮してでも週に何回かは
弾いておかないと腕が鈍ってくることでしょう。
ご自宅で比較的時間を問わずに練習できるピアノなどは良いのですが、
場所や時間を制約されてしまう習い事は続けるのが難しいと思います。
成績の推移を見ながら両立が可能な時期まで続けられるとしても、
塾の方針もあるでしょうから個別懇談時に相談してみられてはいかがでしょうか。

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回答者:目黒区 里佳子さん

A:我が家にも4年の女の子がいます。
今中2の姉が、やはりお稽古と勉強の両立で苦労しました。
姉が小学校3年のときに近所の公立中を見に行き、
あまりの人数の少なさに驚いて、受験を決意しました。
彼女の夢はバレリーナ。当時から週に4〜5回のレッスンを続けていましたので、
塾は週に1回のところを選び通い始めましたが、
やはり5年になるころから勉強も難しくなり、遊ぶ時間はほとんどありませんでした。
学校の宿題、バレエ、塾の勉強で毎日11時ごろまではかかったと思います。
何時も受験をやめようかと悩んでいました。
6年になったころは、バレエで仲良しの子がグンと上達しているのを見ると、
一段とこころは揺れました。 一番辛かったのは5年のときです。
勉強が難しくなって、ほとんど毎晩算数を教えましたが、私も子どもも半泣き状態でした。
それでも何とか6年の夏まできたら、もうここまできたらやるしかない!
と親子の心が決まりました。

このときも、バレエ団公演や発表会があったので、週に4回はレッスンに通いました。
結局、第1志望の東洋英和に合格しました。
勝因は、第1志望を早く決めて過去問を徹底的に分析し、
余分な勉強はしないで時間を節約した事だと思います。
とにかく他のお子さんより勉強の絶対量が少ないのですから、内容を吟味する事が大切です。
親が手を出すとどうかな、とも言われますが、
私は結局子どもの事を本当に理解しているのは親だと思い、
子どもの理解度を分析し過去問と照らしてどこが足りないか、なにをすべきかなどを考えました。
今は勉強はそこそこに毎日バレエ三昧の日々。
バレエの友人の多くが高校受験で苦労しているのをみると、やはり頑張って良かったと思います。
ただ今後も続けたいお稽古なら、学校があまり遠くないこと・
土曜日に学校があるか・など十分考えないと、通学と私学の勉強はかなり疲れますよ。
お互いにこれからも頑張りましょうね!

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回答者:埼玉県 ゆーかりさん

A:我が家の長男の場合は、子供とその時々に話し合いながら、
小5の3月まで稽古事を続け、無事合格したらまた中学から再開しましょうということで、
発表会までで一旦終了にしました。
小6になると、通塾日が増え、模試なども入り、宿題に追われ、ほとんど練習も出来ず、
レッスンへ通うのも大変になってしまったからです
(愚息はおっとり型で、物事をてきぱきと片づけられないタチです)。
ただ、中断せずに頑張って続けていたお子さんもいたようです。
やはり、これは、その家庭ごとに、お子さんの体力や気力やスケジュールなどを考慮しながら
家族で話し合って決めて行かれるのがいいのではないでしょうか。
因みに、その後、長男は中学に入ってもなかなか時間がとれず、再開は出来ませんでした。

 

0619 質問者 横浜市 ぱんださんより

Q:6年になる一人っ子の男子です。
算数の勉強に疲れ気味で、一通り課題はこなしていくのですが、
最近意欲がわかないようです。家で見ているとケアレスミスが多く、
苦手な語句や3行以上の文章題になるとしりごみしてしまいます。
私にさんざん叱られ「ゲームを捨てる」と脅されると正解を出してくるので、
つい希望をもってしまいます。
自分から算数に興味を持つようになる本でお勧めのものはありませんか。
算数が楽しくなるともっとはかどると思うのですが。
それとテストで4科通して集中できないようで、
2科目いいと思うと他の2科目がひどい点数で総合偏差値が中々上がりません。
下は49上は59という開きがあります。4科まんべんなく波が来るので
5年生の1年間の平均偏差値が4科ともほとんど同じで、たくさん時間をかけた算数も、
苦手で適当な勉強しかしなかった理科とかわりませんでした。
今のうちに意識改革をして集中力をつけないと来年が心配です。よろしくお願いします。

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回答者:関西 元・塾講師さん

A:4教科の中で算数に最も長い勉強時間をかけるのが一般的です。
「たくさん時間をかけた算数も、苦手で適当な勉強しかしなかった理科とかわりませんでした。」
と書かれているのは、他の子供さんも算数に時間をかけておられるためと考えられます。
そして、「4科まんべんなく波が来る」のであれば、
どの教科も得意科目にすることができる可能性があります。

お母様は成績の安定を望まれていますので、ゆるぎない自信を持てる教科を
1つずつ増やしていかれるのが良いと思います。
塾の課題以外に家庭学習に時間が取れる前提で、一つの方法を書きますので参考にしてください。
他の3教科は塾の課題のみとして、1教科だけを重点的に家庭学習で復習していきます。
現時点で算数がオーバーワーク気味なのであれば、
家庭学習で上乗せすることはマイナスになるかもしれません。

また、「自分から算数に興味を持つようになる本」につきましても、
要点集やマンガ参考書などで机を離れて読める本が良いでしょうが、
新たに課題が増えるような負担感を子供さんに与えてしまうかもしれません。
買い揃えてあげたとしても、読むことを強要されない方が良いでしょう。

第1志望校が4教科受験であれば、まずは社会→理科の順で各1ヶ月間をかけて重点的に復習します。
なんといっても即効性が期待できるのは、暗記科目の社会です。
復習する教材は、塾で使われた小5の復習テストやテキストで構いません。
復習する教材を限定して、全範囲を一気に復習してしまうのです。
塾の復習テストだけを解き直してみて、得点の低い範囲のみをテキストで復習します。
国語・算数と比べれば社会・理科は学習範囲が狭いですから、最高点をねらう気で徹底的に復習します。
すぐには得点に現れてこないかもしれませんが、復習したという充足感を得ることが余裕を生みます。

社会そして理科を塾の課題だけに戻し、次の1ヶ月間は国語の語句だけを重点的に復習します。
社会・理科とは異なり、国語は語句用の問題集を1冊だけ決めて復習した方が、
重複や抜けが少ないので効率は良いです。 もちろん塾の副教材があれば、それで間に合います。
国語の語句でも色々な単元があります。
まずは慣用句を克服してから四字熟語など、順番に復習していきます。
漢字の書き取りと読みは後回しにして、時間が無ければ省略されても構いません。

ここまで焦らずに固めてから、いよいよ算数に着手します。
社会を3月、理科を4月、国語の語句を5月に充てれば、算数は6月から復習を始めることになり、
塾の小6の授業は3〜4ヶ月分が終わっています。 算数は復習テストよりも、
小6における塾のテキストを優先する方が効率は良いです。
テキストが基礎・標準・応用の3グレードに分かれていれば、まずは標準の問題だけを復習します。
5月分まで一通り終われば、正答率の高い単元は応用の問題を復習します(基礎の問題は飛ばします)。
正答率の低い単元は、先に基礎の問題を復習してから応用の問題も復習します。
算数の復習テストには3グレードが入り混じっていますし、
他教科に比べて子供さんがテスト用紙に書き込まれた字が多いので消す手間もかかります。
テキストの復習を終えた後で復習テストも活用されるのでしたら、
実際の復習テスト時に間違っていた問題だけを解き直します。 ここまでを夏休みに入る前に終わらせます。
夏休みに入ると塾の課題に終われ、志望校の過去問も意識するようになり、
家庭学習で復習する時間は少なくなります。

このような家庭学習のメニューを作れば、復習を段階的に進めることができます。
スケジュールがきつければ復習内容を縮小せざるをえませんが、
各1ヶ月間は1教科だけを割り切ってがむしゃらに取り組む姿勢が求められます。
戦国時代にたとえるならば、社会と理科という小国を従えて、国語と同盟を結んでから、
算数という大国を攻めるというところでしょうか。
4教科を同時進行で強化することは難しいものです。
塾の課題をこなすだけで成績が安定するように、
優先順位をつけて1教科ずつ家庭学習によって加速をつけるのです。

それと、小6になってゲームをしている場合では無いという自覚が芽生えてこなければ、
中学受験は難しいと思います。 「さんざん叱られ脅されると正解を出してくる」のであれば、
ゲームを禁止されてはいかがでしょうか。 お母様のために勉強しているという考え違いを、
子供さんがしておられるように思われます。 どうせ脅されるのなら、
不合格になって合格発表の掲示板の前で泣いている姿を想像させてみてはいかがでしょうか。
小学生の時に鈍かった子供さんが、
中学受験に失敗してから見違えるように自主的に勉強されるケースがあり、
負の経験が飛躍につながることを仮想するのです。
仮想するだけで危機感を持てるのであれば、自ずと学習意欲もわいてきます。
現実に中学受験で不合格という谷底に突き落とし、
自力で這い上がってこさせるという鬼のような教育方針で臨まれるのであれば、
高校受験で大成されるかもしれません。
ただし、子供さん以上に親御さんの精神力がタフでないと耐えられませんから、
このようなリスクは好んで負うものではないでしょう。
塾は教科ごとに専門分化が進んでいますので総合的なアドバイスを求めにくく、
どの教科について相談されても毎日コツコツと復習することを勧められるかもしれません。
しかし、少しずつ復習していくよりも、全範囲を一気に復習することを
何回も繰り返した方が短期間で定着させるには向いていると考えます。
このような方法が子供さんに合っているのかは分かりませんが、
学習方法を変えてみなければ今後も同じ結果になってしまうかもしれません。

 

0620 質問者 神奈川県 fu-mamaさんより

Q:変な質問でしたらすみません。
現在小3の息子がおり、上に小5の姉がいます。
息子は近所の個人塾にめぐり合い、楽しく通い始めたばかりです。
さて、私どもはカトリック信者なので、できればカトリックの学校を
と希望していたのですが、塾の説明会に行ってみて初めて、
とーっても 難しいところばかりだということが分かった次第です。
別に宗教色のない学校でも、また仮に仏教系でも、
その教育方針に 納得が行き、ぜひ息子をお預けしたいと思える学校があれば、
それでも よいのですが、
そのような学校でカトリック信者の子どもを受け入れて 下さるのでしょうか。

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回答者:関西 元・塾講師さん

A:宗教系中学につきましては、質問箱倉庫2005年−70番での回答を参考にしてください。
宗教系であるか否かに関わらず、カトリック信者の子供さんが中学に受け入れてもらえないことはありません。
むしろ子供さんが中学に馴染めるかを気にされるべきです。
非宗教系中学であれば、宗教的儀式もありませんから無難な選択といえます。
宗教系中学では、宗教的儀式を学校教育に取り入れておられる度合いが中学によって異なります。
カトリックでない宗教系中学に入られて、宗教的儀式に違和感を覚えられませんでしょうか。
外国語を学ぶように、色々な宗教を学んで見聞を広めるという前向きな姿勢であれば良いのですが、
子供さんの性格によっては我慢できなくなることもありえます。
現在小3であれば受験まで3年間ありますから、
カトリックの宗教系中学をめざして勉強されるのがベストと考えます。

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回答者:埼玉県 ゆーかりさん

A:学校に拠るとは思いますが、私の知っている限りでは、
宗教上の理由で入学を断られる学校は少ないと思います。
志望される学校の説明会などで、直接先生に伺ってみるのが一番正確で早いと思われます。
長男が通う学校も宗教系ですが、信仰する宗教について願書に記入したこともありませんし、
入学してから宗教を聞かれることもありません。
ただ、生徒は学校で行なわれる行事に参加する義務がありますので、
そのようなことに抵抗のある方は、他宗教の学校には向かないと思われます。

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