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ちょっと気になるあの…

北の国から2001秋

 WEB日記拡大版ということで、シリーズ旅行記『北の国から』2001秋ヴァージョンを短期集中連載開始と行きましょうか。一気に書き上げる気力も体力も枯渇状態ゆえ徐々に書き次いで行きたいと思うのですが、消えゆく記憶を辿りながら反芻する北の味覚、視覚、嗅覚を総動員して旅した4日間を何回かに分けながら…思い出すだけでも疲労困憊旅行記をここにお届け致しましょ。

9月17日(月)サロマ湖は佐呂間町にあるのだよ

 行くなら道北しかあるまいと練り上げた計画を一気に覆す今回の道東再訪であった。「何で?」と聞かれても答えはないっ! そこに女満別空港があるからさ! ワシら根性曲がりの旅人は行ったことのない処女地空港を素直に目指すだけのこと。とにかく全道に足跡を残す。新千歳や旭川、釧路はさんざん利用したからもういいのである。残りは『星の金貨』中標津と一日一便の紋別、そして向日葵が呼ぶ女満別空港(ポスター見たことある方はご存じでしょ)。何せ、女が満足して別れる空港でっせ。決めた! 午前7時55分羽田発のJASである。JALは揺れるから嫌いなんである。スッチーのお姉さんはANAが美形が多くて垂涎の的(化粧は濃いぞ)なのであるが、希望する時間帯の便がないのが致命的。しっかり大地を踏みしめる立派な体格のお姉さんたちが力強く旅人をサポートしてくれるJASを選択したのは、自明の理である。プロペラ機でないだけ良いのである。エアバスでもテロリストに乗っ取られなければそれだけでオジさんは満足。長いようで短い1時間45分で長閑な空港にワシらは降り立ったのである。一日数便ゆえ混雑するのは離発着の時だけ。分かりやすい空港だわな。

 借りたレンタカーは燃費が良いのだけが取り柄(^_^;)のプラッツなのだ。ふわふわ足回りに吹け上がりの悪いエンジンゆえ、追い越し掛けるのは命懸け。ヴィッツに後部トランクをくっ付けたような不格好さは如何ともし難いのだが、乗り続けているウチに何となく愛着が湧いて来るのも、クルマの癖に慣れたからなんでしょうね。ビュンビュンすっ飛ばす北海道のドライバーに負けじと、ワシらも景色よりスピードを選択致しました。前方から飛び込んでくる景色しか見えない。いや〜、これが北海道の交通マナーってか(^_^;)。時速80,90`当たり前。100`だって軽々ってのがホイホイ追い越して行きます。あっという間に黒い点。だけど、その点がず〜っと見えてるってのも北海道なのよね。何せ道路がどこまでも真っ直ぐなんだわ、これが(中標津辺りの地図をよ〜くご覧下さい)。んで、取り柄の燃費。4日間トータル860`走破して使ったガソリン40gだけ。リッター20`を軽く超える優秀さ。経済性ならプラッツで決まりだな。足回りなんか気にしない方にはお勧め。『わ』のナンバープレート付けたプラッツが全道をわんさか走り回ってるのも不思議な光景なのだが、それだけ、レンタカー用には相性がいいのでしょうか。ノーマル・ヴィッツと両巨頭だわな。

 網走刑務所前の国道はいつか来た道。数年前にはJR網走駅まで歩いた道。そのまま大増水中の網走湖から能取湖まで。なんと網走湖荘の庭は水浸しなのである。まんま天然水中庭園じゃん! ちょっと注意してないと見落としてしまいそうな『サンゴ草群生地』へ寄り道。「やっかましっ!」売店のオヤジが掛けてる大音量の懐メロがかなり耳障り。ムードぶち壊し。バカ丸出しである。静かに自然を眺めたい方はここはパスすべきですな。北海道の観光地って、こう俗っぽさの極地みたいなところと手つかず大自然と両極端なところがあって、その中間を行きたい良いとこ取りワシら軟派系旅人は取捨選択を上手いことやって舵取りしながら進まないと、とんでもないところにぶち当たっちゃう可能性大なのである。だから事前リサーチが結構大事だったりする。だけど、これがハズレに出ることが多くてね。ホテル選びなんてほとんどギャンブルだもの(^_^;)。

 とりあえず紋別である。腹減ってるのである。カニである。刷り込みなのよね>紋別はオホーツクタワーとカニ。んで、『カニ番屋』。風評は何となく聞いてはいたのですが、食い放題に惹かれまくって、一回覗いてみてからにしようと、優柔不断に食い物屋に足を向けたのである。今から思えば、これがいけなかったなあ(-_-)。「これっ!」と決めて食いに行かないとロクな物にぶつからない。散々体験しつつも出発前にはすっかり忘れていた教訓その1。途中、サロマ湖の道の駅でホタテ食い。これしかないって決めてた食い物は当たるのである。バタ焼きが時間が掛かるからって、オヤジが勧めてくれた生ホタテの刺身がグンバツ。デリシャス。デカい。貝ヒモまでトロトロと美味いのだ。天気も最高!食い物最高!これでカミさんが運転してくれて、ワシが朝からビールガンガンならもっと最高! 過剰オートマ拒否症候群という重い病気に掛かったカミさんはクラッチのないクルマを見ると足が竦んじゃうのだそうである(大嘘(^_^;)。

 お茶でガブガブになりながら一路紋別へ。ホタテがこれならカニも!って期待は高まるばかりなのだが、紋別市街は人気まるで感じられないゴーストタウンであった。昼間だから、か。買い物のオバちゃんも商店街を歩いていないのだ。過疎ってこういうこと? そういうこと。でもさあ、もっと人気が無いのは常呂町だったのよね。例のカーリング日本一タウンですな(^_^;)。これはまた後で触れるとして、紋別でんがな。第2候補に寿司屋は当然押さえてあったのだが、第1候補は『カニ番屋』だったのよね。るるぶのガイドブックはくそったれである。いくら貰ってるのかと勘ぐりたくなる非道さであった。昼食時なのに人気がない。レンタカーが1台駐車場に止まってるだけ。るるぶに騙された観光客であろう。可哀想に。おっとワシらも知らずに店員の誘導もないまま、トゥームレイダーのララみたいにどんどん洞窟の奥地を探検しつつ知らず知らず2階席まで上がってしまったのが運の尽き。それでも店員は出て来ない。人気のないテーブルの上には先客が残したカニの残骸。おっと、これはいけるかもしれない。仄かな期待。しっかし、壁には不気味な張り紙が…『ハサミ等の持ち込みは堅く禁止致します』。そうなのである。1時間食べ放題の客は自分の手でカニの甲羅を剥ぎ取り足を割り爪を囓らなければならない掟が存在する店なのだ。ここは腕力勝負の店かぁ。ワイルドな北海道ならではである(^_^;)。おまけに付いてくるのはおにぎりと沢庵にカニの鉄砲汁。それだけ。「負けたわ」。ワシは毛ガニ一匹ハサミ付き2000円定食に路線変更。カミさんはカニピラフ。カニ自体も少々臭うのである。腐る寸前の寸止めカニかも(-_-)。ピラフも業務用冷凍物をチンしただけってのがバレバレ。「ワシらの負けじゃ」。ここまでストロングスタイルを貫き通す食い物屋には脱帽である。力強く生きる北の人々に都会の軟弱ツーリストは完敗したのである。紋別。侮れない町…。

 腹立ち紛れに、本来の目的であるオホーツクタワーへ。ここは紋別の道の駅になっていてその奥の海中にそびえ立つタワーが、道北地方の一大ランドマークなのである。行き着くまでが結構大変なのだが、タワーへの通路もドラクエの城の隠し通路そのまま。風はビュービュー。足を踏み外せばオホーツクの海へ真っ逆様である。磯臭さが少々鼻につくが海辺に来て文句を言う筋合いでもないので、ところどころカモメの糞がうざったい一直線の道を黙々と二人して歩く。一本足タワー。ドラクエでいうモンスターの居城ってやつですね(^_^;)。ラスボスはクリオネ大魔王ってか。地元の青年が受け付けしてるだけで閑散としてるタワー内部は上は展望台だけである。地下一階が目指すお宝の眠る場所。ひんやりじっとり。そう、ここは水中なのである。水圧何トンだか忘れたけれど、特殊ガラスが海の底と我々を仕切ってるだけである。魚の方がワシらを覗いてる逆水族館ってとこだな。残念なことにここは夜にハイライトを迎えるのである。夜行性の海中動物のパラダイスを見られないのは残念だけれど、そこまで待つのも気力も体力も限界に近づきつつある中年ツーリストは今夜の宿、サロマ湖東急リゾートを目指すべく水中タワーを一気に脱出。生クリオネも見たし、もう紋別に何の未練もないよん。途中、氷祭りでもお馴染みの巨大なカニの爪モニュメントを眺めつつ、昼の雪辱戦で夕食はホタテに挑むべくサロマ湖へ取って返す。夕方も人がいないんだよなあ。

 常呂町にこそ、目指すホタテパラダイスはあると聞いて、カーナビと首っ引きである。ところが国道沿いに見当たらないんですよ>『レストハウスところ』。ホタテ丼にホタテ尽くし定食に北海シマエビ。サロマ湖の巨大なホタテを食ったら本州のホタテって何だったの?って思うでしょ、やっぱり。こういう新鮮な驚きを味わいたいから性懲りもなく北海道を旅する人って結構いると思うんだけど…。探した探した。探さなきゃ美味い物食い損なっちゃうから必死なんだわ。バイパスの分岐点で「あ〜、こっちにあったぁ」たちまちUターンである。見掛けは普通のレストハウス。北の国の国道沿いレストハウスはそこいらのレストハウスとちょっと違うのよね(^o^)。北の大地で育まれた食文化が至高の食材を芸術にまで高めてくれるのだ(大袈裟(^_^;)。ホタテは貝柱である。キモも美味いぞ。ヒモだって味わい深い。刺身、フライ、塩茹で、何でも来いだぁ。これだけ食って1600円。リーズナブルじゃん。ウェイトレスもお店のオヤジの娘たちだし客層もトラックの兄ちゃんとセールスのオヤジとワシらだけ。田舎ならではののほほん感がなんともリラックスさせてくれる。一言注文させて貰うと、シャリはもっと固めに炊いておいてね。ちょっと年寄り向きの柔らかさであった…(^_^;)。

 第一日目の宿はサロマ湖東急リゾート。こんな地の果てでリゾート気分を味わうには違和感ありだな。先週の台風で濁りが入っちゃったサロマ湖ってのが大誤算。これが澄み渡った蒼い湖ってな感じだったらムード満点なんだが、いやはや巨大なドブってとこか(^_^;)。夜は篝火でリゾートらしさを演出してくれたんだけど、これって、すわホテル火災かって慌てちゃったじゃんか。近所の酒屋で仕込んできたサッポロクラシックで喉を潤して、さんざん走り回ったドライバーは9時過ぎにさっさと就寝。助手席ではしゃいでいたカミさんは読書なんだそうだ。今頃、クーンツの『戦慄のシャドウファイア』なんてのを読んでます。わざわざ北海道にまで上下巻とも持ち込みますかね、普通(^_^;)。

9月18日(火)知床五湖巡りは命懸けってか

 朝イチ。JR網走駅にて昼用に駅弁を仕込んでおく。いつもここ来て同じ弁当買ってる気がするなあ。売ってるオヤジも前回来た時と同一人物。時の流れが止まって見える風景。居抜きで時間空間をそのままコピーしたような既視感。不思議な感覚だなあ。ホタテめしとカニめし弁当。ここの定番と言えばそうなんですが、特にホタテめしにはホタテの煮込んだやつがたっぷりめに入っていてかなりお得なんざんす。道中、レストハウスを探しても良いのだけれど、これを超える食を見つけることが出来ないかもしれない。変な店で悪態付くより保険掛けておいた方が精神衛生上よろしいかという安定志向(^_^;)。年取るとこういう考え方に流されて行くものさ。ついでにスポーツ報知も買い込む。都内版とほとんど差がない内容。相模原あたりと版が一緒だったりすると、「おいおい」って感じ(^_^;)。情報の流通は地方も放っておいてくれないのだ。インターネットも普及してるし、衛星放送は全国共通だもの。ただ、しょぼいホテルは衛星チャンネルよりアダルト系が幅を利かせておりますが…温泉地のホテルほどこの傾向が強いようで(^_^;)。

 本日の行程は意外に楽かも。目的地の知床ウトロに夕方までに入ればいいのだから、距離的にもさほど苦にはならないのよね。網走から小清水原生花園駅まで気持ちよくドライブ。カニ屋が多くてヨダレが出てきそうな国道244号線。赤い幟が目印ね。10数年ぶりの原生花園は、あのばっちい土産物小屋がコンクリ固めの市庁舎みたいに大変貌を遂げていたぞ。う〜む、変革の嵐がこんな地方にまで…日本全国均一化を目指す役人指向の悪弊とでも言いましょうか。海岸線に建つ建物ってことを考えてお役所仕事をして欲しいものであるなあ。ま、駅舎は合格点。単線列車一両編成がのどかに通過して往きます。ここの名物でもある魚すり身団子(これが美味いのよね〜)を頬張りながら、展望台へゆるゆると歩く。オホーツクの海は荒々しくも穏やかであった。空が青けりゃ海も青い。短かった夏の名残を感じながら晩秋の気配がもうそこまで…季節感を喪失した都会人にとっては天国である。だから飛行機に乗ってまでここまで来ちゃうのよね。大雪山辺りでは雪も降ったとか。

 小清水原生花園を出ると知床までは意外に近い。下手すると午前中にホテル知床に着いちゃうかも。んなわけで、無理矢理途中下車。知床斜里市内をぐるりと観察走行する。ランドマーク探しである。探してみればあるものである。遺跡やら博物館やらストーンサークル!まである。辿り着いた博物館で我らの行く手を阻むガキんちょどもの群れを捌きつつ、いつになくアカデミックな(羆やら海馬やら大鷲なんかの剥製がウガガ〜っと襲いかかるポーズで出迎えてくれます(^_^;)午後を過ごし、やおら駅弁食う場所を探すのであるが、博物館の駐車場じゃ味気ないってんで、知床方向へズンズン進んでしまおうという結論に達するに要した時間はほんの数秒である。これだけいい景色を存分に味わわなくてどうする? 誰もが考えることをワシらも当然の如く実行に移す。カニやらホタテやら最高のご馳走ってほどでもないけれど、そこそこ期待感の走る駅弁が早く私を食べて〜と手招きしてる後部座席(^_^;)。「待ってろよ」とアクセルは踏んでみたものの、そこらのホカ弁なら妥協しちゃうけれど、大枚千円札一枚近い値段の駅弁であるぞ。それに相応しいロケーションってあるでしょ。いや、あるはず。おっと、なかなか。う〜む、ここはちょっと。景色は良いんだけど、あそこの観光バスとうざい観光客が邪魔で足を引っ張る引っ張る。変な漁港に紛れ込んだりしつつ、時計の針を確認すれば昼食タイムはとうに過ぎてる午後二時過ぎ。腹は減るわ、注意力は減るわ、××が××するわで三重苦。もうここで食うと宣言したところは、超有名ランドマーク・知床オシンコシンの滝より先にある某滝の近くの寂れた超無名のPAであった。長時間後部座席に置き去りにされた駅弁は、それなりに鮮度は落ちたけれど、それなりに美味いのだ。それなりに満足しつつ、道なりに一路知床ウトロへ国道をアクセルを踏む踏む踏む。軽々80`オーバーである。90`に近付きつつあるスピードメーターを横目で確認しつつ、ウチらを抜かしてゆく地元ナンバー車は一体何`出しているのかなと唖然呆然である(^_^;)。

 知床五湖ってのは、知床に訪れる観光客の大半は二湖までしか回ってないらしい。実際、ワシらが団体さんに付いて小判鮫のようにちゃっかり無料ガイドを受けながら目撃したのだから間違いあるまい。今年からいきなり駐車料金ン百円取られるのも、環境整備にちゃんと生かされるのであれば進んで払ってあげようじゃないの。滅び行く大自然って日本では知床が代表選手なんじゃないかなあ。これだけ俗っぽい観光ルートに乗りながら、包容力の深さでジジババの影響力を排除している希有のスポット(^_^;)。いつまでもゴミの落ちてないきれいな知床であって欲しいもの(そうじゃないと熊が里まで出てくるっていう切実な問題も包含しているのである)。いやはや爺さん婆さんばっかしの駐車場から二湖までの道のり。だいたい母羆はある程度テリトリーをマーキングによって主張して各々縄張りを犯さないようにしているらしいけれど、はぐれた小熊を捜して時々人間のエリアに侵入することもあるのでしょう。ばったり出くわして双方パニック状態(^_^;)。そんなケースが多いんでしょうけれど、里の味に味占めちゃった羆が里まで出張してくるとこれがまた大変なんだな。羅臼のずっと先の方にある食堂でその顛末と痕跡を見ることが出来ますが、でかい羆の掌で頬を引っ叩かれると頬肉ごと吹っ飛ばされちゃうぜ、ホント。アイヌじゃ羆ってのは神の使いなんでしょ。山オヤジは山に留まって頂くのが、お互いハッピーってことで今均衡が取れてる知床地方なんだなあ。皆帰ってしまう二湖から先、フリーで旅するワシらはズンズン進むのである。時間なんて気にせず日暮れまでにこのお茶屋に戻って来れば、来れれば、来れなくっちゃいけないのである(^_^;)。しまった熊除けの鈴買うの忘れた。でも、ここはもう三湖である。売店まで戻る気力もなく思案投げ首状態。

 ところがである。背広のままくわえタバコで革靴の踵を踏み潰して闊歩するオヤジ3人組が、我々を導くように三湖へとズンズン進んで行くのである。団体さんのお仲間で俗っぽさの極地を行く方々と思っていたら、実はそうじゃないみたい。いや〜待ってぇ、それなら我らもお供いたしますぅ。もう一組のカップルと勝手に連帯感抱きつつ、付かず離れず状態で四湖、五湖を猛スピード観光(^_^;)。何せ、オヤジ連中の足の早さたるや砂漠の駱駝並み(どれぐらいなのよ、それ)。少しでも休んではぐれたら藪から棒に羆がガオ〜ってな心配で、早足ガンガン加速状態。んで、前が止まれば我らも止まる。「おお」生だ!野生だ!蝦夷鹿が暢気に笹の葉食ってる。ってことは、熊の気配は無いってこと?そうと分かれば、単なる遊歩道である。ほいほいペースアップして記念写真じゃなかった証拠写真だけ撮ってレストハウスまで一気呵成であったぞ。喉カラカラ。帰りの運転がなければここでビールぐいぐいなんですが、ウトロのホテルまで運転するのはワシなんざんす(-_-)。自販機のポカリスエットなんぞで喉を潤し、「これさえあれば」と買いそびれた熊除けの鈴を眺めて溜息(^_^;)。次から次へとやって来る観光バスを交わしつつ、さらば知床五湖。もう二度と来ないであろうと思っていたら、同行者曰く、「また、来てもいいね」。

 ウトロまでは小一時間である。ケチくさい貧乏旅行者の常として、宿での冷蔵庫ビールは割高になるのでチェックイン前にコンビニやら酒屋やらを見つけて買い込んでいくのが習慣になってるわけですが(^_^;)、ウトロではちょっとしたスーパーマーケットを見つけて定番サッポロ・クラシックを大量に買い込んだのであります。ついでに千歳鶴という北海道ではお馴染みの日本酒もゲット致しました。備えあれば憂いなし。なんせ運転手はアルコール類が摂取できませんので、我慢に我慢を重ねやっとこありつける夕暮れなのよね ヘ(^^ヘ)(ノ^^)ノ。ここの駐車場で同行者はNHKラジオの英会話入門をしっかりエアチェック。わざわざ北海道の端っこまで来て聞くほどのものとも思えないのだが、本人曰く「止められない止まらない」体に染み込んだ習慣になっちゃってるらしい。ま、米英あたりに出掛けた際は通訳要らずで楽できそうで良いけれど…(^_^;)。

 

以降続く予定だったのですが、翌年の北海道日記2002の方が完結してしまいましたので、掲示板の方から後日新規ページへ移行予定であります。よって、ここは未完のまま…かも(^_^;)。