アーチ痛 足底筋膜炎
足底筋膜の過緊張により誘発されるものが多く、ハイアーチや偏平足で発症するケースがあり、アキレス腱・下腿部筋の過緊張を伴うことがあります。
スポーツ選手など足にかかるストレスの多い人によく見うけられる症状です。
足趾を上げた歩行・動作により、足趾の屈曲筋をMP関節付近(足の指の付け根の関節)で巻きこみ、過伸展を出すことから足底筋膜の短縮を誘発し痛みを伴います。(土踏まずを高く保とうとする骨格筋のズレが伴えばハイアーチとなります。(詳しくは
筋肉の活動 スポーツ障害の 『足部骨格変位と足底筋膜炎』のページで紹介しています。)
偏平足では、長腓骨筋・後ケイ骨筋の機能が低下し、加重により内側アーチが潰され、長母指屈筋・母指外転筋の収縮が不足することから足底筋膜にストレスを掛け痛みを出します。
ハイアーチでの痛みは、踵に近い部分に出ることが多く、偏平足では土踏まずのあたりに痛みが出るケースが多くあります。
また、スポーツにおいては足の裏にかかるストレスが大きいと起こりますが、足にかかる床反力を、下肢を中心に全身をショックアブソーバとして使用することが重要です。
ボディバランスの 『ボディバランスとは』 の項目で記述したように、キネティックチェーンが上手くつながっていないとショックアブソーバの働きが低下するのです。
対処法
足底筋膜の過緊張を取り除き、母趾・小趾の外転、足趾の底屈を誘導することが必要です。
また、足の骨格調整から下腿部の筋緊張を取り除きましょう。
足底筋膜に添った伸縮テープでのテーピングなども効果的です。
踵骨の過回内・過回外や足の内反・外反を伴っている事が多いので、安静・マッサージなどで痛みはとれても再発してしまう場合もあります。
足関節からのバランス修整が必要です。
また、股関節を中心としたバランスのコンディショニング(重心移動の正常化)・生理的関節可動への誘導と安定が必要であり、スポーツ選手には特に必要な事となります。