原型製作覚書、その1

ただいま作りかけ(汗)

物覚えが悪いです、自分(汗)
というわけで、とりあえず、今現在製作中のKOS-MOSの製作を記録するという形で、ガレージキット原型の製作方法を紹介します。
ポリパテ、エポパテを使った原型製作方法としては、かなり普通の方法だと思いますので、一応資料的価値も少しはあるかもしれませぬ。
もしかしたら、”これからガレキ原型作ろう !”ていう方の参考になったりするかも知れませぬので、そちらの考慮もした文章作りを心がけておりますです。
ただし、肝心の原型の方はまだ完成しておりませぬので、この覚書も未完成だということをご了承くだされ。

1、材料と道具

2、資料集めとイメージスケッチ

3、芯を作る

4、芯を仮組み

5、間接を曲げる

6、素体を作る

7、デコレート

8、顔が命

9、表面処理

10、未定

 

1、材料と道具

とりあえず、材料と道具です。
まだ、写真とってないので、文章のみでの説明になりますです。

●とりあえず、使うものの一覧
・材料
 パテ(ポリパテ、エポパテ、プラパテ)
 瞬間接着剤
 アルミ線(2mm径)
 シンチュウ線(0.5mm径以下)
・道具
 ナイフ(アートナイフ、カービングナイフ、クラフトナイフ、カッターナイフ、小刀、彫刻刀)
 レーザーソウ(ノコギリ)
 ヤスリ(かなやすり、耐水紙やすり)
 ドリル(2mm径以下のもの、ピンバイスとか)
 ピンセット
 ブラシ(かなぶらし、はぶらし)
 へら(パレットナイフ、コーキングヘラ、パテシエナイフ、竹べら、粘土へら等)
 リューター&リュータービット
 割り箸
 竹串
 油粘土
 ケガキ針(歯石取w)
 ペン(シャーペンとか)
 テープ(マスキングテープ、セロテープ、両面テープ)
 ペーパーパレット
 水入れ&水
 フデ
 マスク
 拡大鏡(老眼鏡w)
 その他色々

今回はメインにポリエステルパテ、細かいパーツにエポキシパテ、表面仕上げにプラパテ、と3種類のパテを使います。
まずは、これらのテキトウな説明を。

■ポリエステルパテ(ポリパテ)
・特徴
通称”ポリパテ”と呼ばれる樹脂系のパテです。
元々は自動車などのボディー補修のためのものだったようです。
ペースト状の主剤に1〜10%程度の硬化剤を混ぜて使います。
硬化後の耐久性などはかなりのもので、ヒケも少なく、溶剤などにも殆ど侵食されません。
反面、硬化前の段階では、ドロドロのペースト状ですので、 原型の形を一発で出すのは、型に流し込むなどしないとむずかしいです。
硬化時間はかなり短く、物にもよりますが、30〜60分ほどで、研磨できるようになります。
それ以前の段階でも、15分ほどでナイフなどで削れる程度には固まります。
また、素材同士の食いつきがとても良いのも特徴です。
特にポリパテ同士の場合は、ほぼ一体化します。
硬化後は、他の素材などに比べて、かなり硬くなりますので、細かい部分などは砕けやすくなる傾向があります。

・入手方とか
入手性は、種類を選ばなければかなり良好です。
模型用の物は、模型店などで、田宮のモノや、定番のワークアソシエイション”モリモリ”が入手しやすいです。
モリモリは癖も少なく使いやすいですが、若干気泡が出来やすい感じがします。
姉妹品にドロドロやスベスベというものがあり、、それぞれ、流動性がよかったり、きめが細かかったりします。
田宮のものは、硬化時間が妙に長いので、原型製作にはあまり向いていない気がします。

また、元々がカーリペア用品ですので、カーショップやDIYショップでも普通に売られています。
模型用として売られてるものとほとんど同じなので、こちらを使うというのも手です。
値段がかなり安いですから(^^)

自分は、最近までモリモリを使っていましたが、近所に売っていないという理由から、近所のDIYショップで買えるHolts”カタロイペースト”
というのを使うようになりました。
値段も、カタロイペーストの方が1Kg缶で800円ぐらい安いですし、何より気泡が出来にくいので、かなりのお気に入りになってます。

他にDIYショップの塗料売り場でも、かなりコストパフォーマンスの高いものが売られているようですが、こちらはまだ未確認です。

■エポキシパテ(エポパテ)
・特徴
通称”エポパテ”と呼ばれる樹脂系のパテです。
同量の粘土状の主剤と硬化剤をこね合わせる事によって硬化が始まります。
種類によって、硬化時間や硬化後の切削性、強度などはまちまちです。
また、作業中の硬さ(柔らかさ)も多様です 。
粘土状ですので最初から形を出せます。
硬化時間は10分から1日ぐらいかかります。
食いつきは、銘柄によって変わってきますが、模型用のものはプラスティックに対してはある程度食いつきます。
それ以外のモノは場合にもよりますが瞬間接着剤などで接着してあげる必要があります。
硬化後の切削性は、ポリパテに比べると柔軟な場合が多いので比較的良好です。
モノによってはガチガチに固まりますので、やわい刃物では歯が立たない場合もありますけれど(汗)

・入手方とか
模型店で田宮のものが比較的容易に入手できます。
が、これは、形を出すのには向いてるのですけれど、硬化前の段階で弾性が強すぎな上、硬化に数時間かかる場合もあります。
定番といわれるものには、セメダイン社の”エポキシパテ木部用”があります。
これはほとんどのDIYショップで扱ってますので、入手性は良好です。
使いやすい容器が付属していたり、硬化時間が早い、硬化後の切削性や柔軟性が高い、等、よいことずくめのような感じですが、
個人的には、硬化前が柔らかすぎなような気がします。
形を作っても、硬化するまでの間にだれます(汗)

だれか、よさげなエポパテしってましたら教えてくだされ、おねがい。

■プラパテ、ラッカーパテ
・特徴
まず、原型の主剤としては使えません(除く地道な人)。
普通は、傷の補修や細部の修正にしか使いません。
他のパテと違い、主剤、硬化剤、といった区別はなく、チューブに入った形で販売されています。
ぱっと見、昔のアルミチューブの歯磨き粉っぽい感じです。
中身も色がグレーなだけで、かなり歯磨き粉っぽい感じです。
原料は、銘柄によって違うようですが、共通しているのはパテに溶剤成分が含まれているという事です。
硬化は、この溶剤成分が揮発する事によっておきます。
揮発する際に、パテ自体がかなり収縮(ヒケる)ので、見た目よりも多く盛る必要があります。
ただし、厚く盛りすぎると表面だけ固まり、内側の溶剤成分が揮発せずに、いつまでも固まらない、といった悲劇に見舞われる事もあります。
厚く盛りたいときは、薄く盛り、乾いたらまた盛り、という手順を繰り返す必要があります。
また、ラッカーパテは、ラッカー塗料用の溶剤で希釈する事で、”溶きパテ”にする事ができます。
ラッカー塗料を筆塗りする要領で、パテを使えますので、広い範囲の傷埋めに便利です。
また、溶きパテを原型全体に塗布する事で、下地処理もできます。
プライマーを混ぜとけば、そのまま塗装も出来ます(w

・入手法とか
模型店で田宮のラッカーパテとクレオスのMr.パテが普通に買えます。
他は使った事ないので知りません。
とりあえず、田宮のラッカーパテを買っておけば問題なしかと。

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2、資料集めとイメージスケッチ

最初の説明どおり、今回はKOS-MOSを題材にしています。
資料としては、PS2用のゲーム”ゼノサーガ”が基本中の基本資料としてありますが、残念ながら、KOS-MOSの細部は、分かりづらいものとなってます。
まずは、WEB上で、オフィシャルページや、ファンサイトなどから、資料を集めて見ました。
この時点で、大雑把なデザインはわかったのですが、やはり細部が不明です。
次に、関連書籍を探しました。
何冊か出版されていたのですが、ほとんどがすでに売り切れ状態で、入手できたのは、スペシャルファンブック2、のみでした。
てか、ファンブックの総集編っぽいモノだったので、かなりの収穫でしたが。
これには、不明だった細部のデザインが一部ありました。
さらに、オフィシャル設定資料集なるものも入手しましたが、こちらは、デザイン資料的には今一でした。
これらを元に、イメージを固めるために、ラフスケッチなどを描きます。

次に、ポーズを決めるわけですが、これは、ゲーム内プレイ中のイメージを優先してみました。
本編挿入のビジュアルシーン内イメージも捨てがたかったのですが、実際にゲームで接してる時間がプレイ中の方が長かったのが理由です。

結果としては、かなりポーズは変わってしまうのですが、イメージをつかむのが最大の目的なので、このあたりは、多少大雑把でも問題なしです。
ただし、きっちりと決めておけば、作業はかなりスムーズに進みますので、きっちり描いておく方が吉かもしれませぬ。


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3、芯を作る

原型の軸となる芯を作ります。
自分の場合は、芯を作るのに人形を描いたペーパーパレットを使っています。
これは、大体170cmを1/8にしたものです。

この型紙の上に、適当にポリパテを 盛ります。

もったポリパテが完全硬化する前に、四肢をナイフでザクザクと分割します。
表面の光っているのは、水です。
濡れた手で表面を適当に馴らしたために付いたものです。
同じ要領で、両腕はすでに、丸く伸ばしてあります。

硬化後、裏返して同様にポリパテを盛り、厚みをだしてます。
頭部はすでに、球形に近い形になっています。
というか、丸くしすぎてしまったために作りなおしました(マテ
右側のは髪の毛の芯になるものです。
表面が粉っぽくなっていますが、これは、ポリパテの粉を表面にまぶしてあります。
こうする事で、水を使うよりもさらに、形を整える事ができます。

硬化後、大雑把に削ったところです。
この時点では、細部のバランスはあまり気にする必要はありません。

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4、芯を仮組み

この後の”間接を曲げる”が、本来先になるのですが、仮組みと平行しておこないますので、こちらを先に。
イメージスケッチのポーズを参考に大雑把に芯をくみ上げます。
後ろのスケッチと比較してもわかりますとおり、かなり、ポーズが違います。
スケッチの絵、等身を適当に描きすぎたために、原型にとらせるポーズとしては無理が出過ぎました(汗)
各パーツは瞬間接着剤で固定してます。

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5、間接を曲げる

間接の曲げ方です。
原型製作以外にもキットの改造などに応用が利きます。

腕になるポリパテの棒です。

レイザーソーで切断します。

切断しました。

曲げたい角度で削ります。

削った部分を接着します。

接着面とは反対側の間接外側に、切断した際にあまった端材を接着し、隙間に切削の際に出たポリパテの粉を詰め、瞬間接着剤で固めます。

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6、素体を作る

ポーズが決定したら、芯にポリパテをさらに盛ります。
適当に盛ってたら、不要な部分を削り、様子を見ながら、また盛り、不要な部分を削る、というのを繰り返します。
この、写真は、かなり初期のものですが、この後に、ポーズが気に入らず、数回ほどバラバラにして、組みなおしています(汗)

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7、デコレート

途中は写真とり忘れました(汗)
で、やっとポーズが決まり、頭部に手を入れ始めたところです。
ヘッドギアと前髪部分はエポパテで創ってあります。
顔もある程度作りこんでいますが、かなり荒削りです。

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8、顔が命

一番上に

9、表面処理

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10、未定

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KOS-MOS INDEX