久しぶりに日テレの「あなたの知らない世界」をちらっと見た。新倉イワオさんの「enの会」には、今は亡き母親の頼みで何度か連れていったことがある。
なぜか理由はないのだろうが、この「あなたの知らない世界」を見なくなってからだいぶ経つ。(放送してなかったんじゃないだろうか) ところが昨日は本当に久しぶりにちらっと見た。
確か昨日は日本各地に残る、不思議な生き物のミイラをやっていた。(80%伝聞)
今まで他局の番組でも、河童のミイラや人魚のミイラ、または鬼のミイラだとかが取り上げられてきた。
そうした番組では、必ずと言っていいほど「科学的にメスを入れる」と称して、レントゲン写真をとったり、生物学者に鑑定を依頼する。そして、「これは二種類の生き物を組み合わせて造ったものですね。ここにつなぎ目とか縫ったあとがある」とかいう結論を導き出して、「やっぱり河童なんかいないんだ。インチキなんだ。そういう“迷信”を信じないようにすることが科学的なのだ」ということを印象づける番組となっている。
でも、夢がないね。
それはあたかも「位牌」を学者達に見せたり、「位牌」のレントゲン写真をとったりして、「これは単なる木製品ですね。」と言わせて、「先祖の霊なんて存在しないんだ」と説明しているのと同じではないか。なんと愚かな。
心を認めない、目先しか分からない人間が、心を忘れて作っている番組だと思う。
現世の人間の心は、位牌だとか仏像などにのせて、向こうの世界(心だけの世界)に伝えることができる。仏像や位牌は、いわば電話みたいなもの。それを通せば話が伝わりやすいということ。だからその道具である位牌や仏像を大切にするわけだ。
法要などは、電話をかけるときに電源を入れるようなものだと私は考えている。
心の世界にも、陰陽はある。邪神にはそうしたミイラなどを通して、現世に災いを起こさないようにと取引をしたのだ、と考えれば、何も問題はないはずなのに。
不思議を扱う番組が、こころをなくしているというのは、何とも皮肉なことではある。
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