日 記

エッセイに書くほどでもないことをつらつら書いてみようと思います。


平成17年8月9日 火曜日    心はどこに?
 久しぶりに日テレの「あなたの知らない世界」をちらっと見た。新倉イワオさんの「enの会」には、今は亡き母親の頼みで何度か連れていったことがある。
 
 なぜか理由はないのだろうが、この「あなたの知らない世界」を見なくなってからだいぶ経つ。(放送してなかったんじゃないだろうか) ところが昨日は本当に久しぶりにちらっと見た。
 
 確か昨日は日本各地に残る、不思議な生き物のミイラをやっていた。(80%伝聞)
 
 今まで他局の番組でも、河童のミイラや人魚のミイラ、または鬼のミイラだとかが取り上げられてきた。
 
 そうした番組では、必ずと言っていいほど「科学的にメスを入れる」と称して、レントゲン写真をとったり、生物学者に鑑定を依頼する。そして、「これは二種類の生き物を組み合わせて造ったものですね。ここにつなぎ目とか縫ったあとがある」とかいう結論を導き出して、「やっぱり河童なんかいないんだ。インチキなんだ。そういう“迷信”を信じないようにすることが科学的なのだ」ということを印象づける番組となっている。
 
 でも、夢がないね。
 
 それはあたかも「位牌」を学者達に見せたり、「位牌」のレントゲン写真をとったりして、「これは単なる木製品ですね。」と言わせて、「先祖の霊なんて存在しないんだ」と説明しているのと同じではないか。なんと愚かな。
 
 心を認めない、目先しか分からない人間が、心を忘れて作っている番組だと思う。
 
 現世の人間の心は、位牌だとか仏像などにのせて、向こうの世界(心だけの世界)に伝えることができる。仏像や位牌は、いわば電話みたいなもの。それを通せば話が伝わりやすいということ。だからその道具である位牌や仏像を大切にするわけだ。
 
 法要などは、電話をかけるときに電源を入れるようなものだと私は考えている。
 
 心の世界にも、陰陽はある。邪神にはそうしたミイラなどを通して、現世に災いを起こさないようにと取引をしたのだ、と考えれば、何も問題はないはずなのに。
 
 不思議を扱う番組が、こころをなくしているというのは、何とも皮肉なことではある。

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