2007/6/12
大 吉 祥 経
釈迦、人間最高の幸福を語る
小部経典・経集、2,4,大吉祥経

増谷文雄著 『仏教百話』(筑摩書房) 206ページ
 
 以下の経文は大映の作品 「釈迦」 でも取り上げられている。この映画と同じになるように、導入部分を一部書き換えて載せてみよう。
 
 
 
 
世の人々はことごとく 様々のさいわいをねがい 様々の吉祥を念ずる 
では何が人間最上の幸せであろうか。
 
 
愚かなるものに親しみ近づかぬがよい  賢き人々に近づき親しむがよい
仕えるに値する者に仕えるがよい  これが人間最上の幸せである
 
 
よき環境に住まうがよい  常に功徳をつまん事を思うがよい
また、自ら正しき誓願を立てるがよい  これが人間最上の幸せである
 
 
広く学び、技芸を身につけるはよく  規律ある生活を習うはよく
よき言葉になじむは良い  これが人間最上の幸せである
 
 
よく父と母とに仕えるはよく  妻や子を慈しみ養うはよく
正しき生業に励むはよい これが人間最上の幸せである
 
 
布施をなし、戒律を保ち  血縁の人を恵みたすけ
恥ずべき事を行わざるはよい  これが人間最上の幸せである
 
 
あしき業を楽しみとしてはならぬ  酒を飲まば程を過ごしてはならぬ
諸々の事において放逸であってはならぬ  これが人間最上の幸せである
 
 
他人を敬い自らへりくだるはよく  足るを知って恩を思うはよく
時ありて教えを聞くはよい  これが人間最上の幸せである
 
 
事忍び、柔和なるはよく  しばしば沙門を訪れまみえて
時ありて法を談ずるはよい  これが人間最上の幸せである
 
 
よく自己を制し、清らかな行いをおさめ  四つの誠の真理を悟って
ついに涅槃を実現する事を得れば  人間の幸福はこれに勝るものはない
 
 
そのとき、人は毀誉褒貶に心を乱されることなく  得ると得ざるとによって心を動かされることもなく
憂いもなく、怒りもなく、この上もなき安穏の中にある  人間の幸福はこれに勝るものはない
 
 
人よくかくの如きを行いおわらば  いずくにあるともうち勝たれることなく
いずくにゆくも幸い豊かならん  かかる人々にこそ最上の幸福はあるであろう
 
 
 
大いなる目標として、私はこれをよく覚えて実行して生きたい。
 
仏教は知恵の宗教である。自分勝手な「正しい方法」というのはあり得ない。正しいにも原理がある。
 やはり読むべきは「根本仏教経典」だと思う毎日である。
 



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