メグロ Zシリーズのレトロな単車

この単車は私の親しい先輩よりキック始動してもエンジンがかからないとのことで、電気系統の点検修理を頼まれたものです。

KAWASAKIに吸収合併される遙か前の型式で Zシリーズ500cc単気筒エンジンである。
多分 Z3 か Z7 だろうと思うも正確には不明。
タンクのロゴマーク、前輪フェンダーのエンジン側末端がラッパ状に広がっている、座席下のオイルタンクとエアクリーナカバーが分離式などをみて解る方は?
Zシリーズ(500cc)はメグロ製で
昭和23年にZシリーズを発売開始し
   26年〜27年には Z2を、
   27年のみZ3、
       Z4(死に番) は無くて
   28年〜30年に Z5、
   30年〜31年に Z6、
   31年〜36年迄に Z7で終了。
36年から Kシリーズ(カワサキメグロ製)に移行し、やがて、バーチカルツイン(650cc2気筒)のW1〜W3シリーズで終了したようです。これに側車をセットするとマニヤ垂涎の的でした。

 当方が若かりし頃、夜汽車に乗って姫路の山奥まで中古のW1を買いに行った思い出があり、メッキや再塗装して乗り回していると友人が譲れと迫り、惜譲しました。しかし、またぞろ広島マツダ自のエンジニヤが売りに出していたので即買い出しに行き、しばらく乗り回していると、又ぞろ別の人から譲れと迫られてこれも手放しました。 もうコリゴリでしたが、持っておればと懐かしく思う。
始動できなかった原因は、点火プラグから火花が出ないことから、箱形マグネット式イグニッションコイルの断線と判断し、分解。
案の定、2次コイル(毛髪位のエナメル線)の劣化断線でしたのでコイルの表層3段目くらいまでを巻き直し、1次コイル(太い高圧線)を巻いてエポキシで密封し完成。

エンジンキーを入れキック。一発始動しましたよ。 ドンドンドンと低速安定 感激^^^^^
早速、修理完了を先輩に連絡。
後日、仲間と共に受け取りに来た。
庭先で、始動確認、しばしワイワイがやがやドンドンドドドドーン・・・バリバリバリーン。
大音響に道行く人も珍しそうに立ち止まる。

先輩大感激で引き取って帰りました。





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